マッサン (第8回・10/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第2週『災い転じて福となす』【第8回】の感想。
帰国したマッサン(玉山鉄二)のための歓迎会。二人のなれ初めを嬉々(きき)として聞く社員であったが、専務の矢口(白井晃)は気に入らない。そこへ鴨居欣次郎(堤真一)が差し入れを持って現れ、二人との対面を果たす。そんな時、大作の妻・佳代(夏樹陽子)に呼び出され問い詰められる。なんと、マッサンは大作の娘・優子(相武紗季)と婚約していたというのだ。マッサンとエリー(シャーロット)は突然の事態に困惑して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
がっかり…
第7回で“大阪編”の陽気さに期待したが、僅か放送数秒後にがっかりさせられるとは思わなかった。広島でも大阪でも同じことの繰り返し。だって、すべてその場凌ぎの口先男であるマッサン(玉山鉄二)が蒔いた種の話ばかりだから。なんだかなあ…。やはり、朝ドラは2話連続で放送すべきでないと確信した。
また、回想…
第6回の感想のあとがきで、二人の過去を描かずにスタートしたのは大胆で面白味を感じたが、結局、過去は描かざるを得ないわけで、回想シーンが後出しに感じてきた、と書いたが、今日も正にその通りになった。そう、2年半前の「任せた」「任された」のくだりの回想だ。
ただ、今回は直接的な“後出し”と言うより、過剰に“補足”したために婚約エピソード自体が“後出し”の印象になり、その2年半の間に婚約していると思っている優子(相武紗季)からの手紙も一通もないことも加わり、更にマッサンが思慮の浅い口先男と言う印象が強まってしまっただけとなった。もう“補足”の回想はやめた方がいい。
結局…
田中社長(西川きよし)の命でスコットランドへウイスキー留学させて貰うなど世話になったのなら、帰国したらまず最初に大阪へ行き会社へ顔を出すべきだったし、エリートの婚約(まだ入籍前だと思う)の件も社長に一言知らせるべきだっただけの話。
結局、広島の老舗酒蔵の世間知らず、恩知らず、礼儀知らずのぼんぼんが、ウイスキーっておもちゃを手にして、こらからあれこれと周囲を困らせる人情喜劇って感じで、だいぶ内容が薄っぺらに見えてきたのが残念。
あとがき
随分と早い段階で鴨居欣次郎(堤真一)が登場しましたね。サントリーの創業者・鳥井信治郎がモデルなのでしょう。今日の放送で登場したボトルのエチケット(ラベル)のデザインに赤い丸が描かれた「太陽ワイン」は、史実に照らし合わせると、サントリーの前身である「鳥井商店」の「赤玉ポートワイン」のこと。
そして、あの赤い丸のデザインを太陽に見立てて「SUN」+「鳥井」で「サントリー」と言うブランド名が誕生したんです。ですから、今日の瓶の梱包作業のシーンは、日本のウイスキーの歴史の1ページとして、なかなかいいシーンだったと思います。
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