マッサン (第7回・10/6 ※地上波は10/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第2週『災い転じて福となす』【第7回】の感想。
亀山家の結婚への大反対の中、マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)は大阪へと旅立つ。早苗(泉ピン子)から受けとった菜箸を胸に、いつか二人の結婚を認めてもらおうと強く誓うのだった。二年ぶりの大阪は広島と段違いのにぎやかな街。住吉酒造を訪れると、社長の田中大作(西川きよし)をはじめ社員たちはマッサンの帰国を大喜びで迎える。しかし、エリーとの結婚を告げると状況は一変。大作は動揺するのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前半でエリーの本心がしっかり描かれて良かった!
広島の亀山家の朝食時での会話と、大阪に向かう列車の中で、エリー(シャーロット)の本心が見えたこと。これが良かった。何せ、先週は早苗(泉ピン子)が主役かと思うくらいに、エリーの気持ちは描かれなかった(エリーが押し殺していたと言うことなのだろうが)から。
特に列車中でのエリーの早苗に授けられた箸から伝わる早苗との約束、「私、どうしても日本人になります」と言う政春(玉山鉄二)の妻としての決意、そして、政春を「マッサン」と呼ぶくだりで描かれた国際結婚の夫婦らしい愛情表現の微笑ましさなど…
先週の締めくくりとして、また今週の始めりとして“けじめ”をつけたと言って良いと思う。と言うか、先週の早苗との確執のくだりも2,3日で終わらせ、第7回を3日目辺りに持ってきたら、例の二人の過去を描かないと言う大胆な構成が、より効果的になったと思うが。まあ、朝ドラの1週間単位ルールでしょうがないか。
いよいよコテコテで始まった“大阪編”!
そして、9分近くから始まった“大阪編”。個人的には、上に書いたエリーの本心のくだりを土曜日に持ってきて、月曜日から明るい感じの“大阪編”でスタートした方が良かったと思うが、これもしょうがない。何せピン子パワーが早苗を1日でも長く登場させろと、台風まで動かしてしまうのだから、恐るべし早苗パワーだ。
本題に戻ろう。正にナレーション通りの「一難去ってまた一難」の始まりと言った感じの“大阪編”初日。まるで別のドラマが始まったかのような陽気さとコテコテな喜劇風描写の連続。人情喜劇と謳う本作だから、いよいよ本格的スタートと言って良いと思う。それにしてもベタだなあ…
ちょっと気になるところ…
今日でエリーの本心が描かれたと上で書いたが、エリーのマッサンへの愛情的な部分はまだあまり描かれていない。そして、それ以前にマッサンのエリーへの愛情がほぼ明瞭に描かていない。
マッサンのウイスキーへの情熱が何とか伝わっているだけに、ただ孤独な孤立しているエリーを庇ってるだけでは、ちょっと夫婦のドラマの部分が弱いと思う。まあ、新たな一難に期待しよう。
あとがき
朝ドラですから、この位明るいトーンが良いですね。キャストも一新して、週の頭としては良かったと思います。それにしても、シャーロットさんのたどたどしい日本語や演技が光ってますね。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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