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花子とアン (第146回・9/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第25週『どんな朝でも美しい』【第146回】の感想。

なお、本作は8/26にクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。


度重なる空襲で東京じゅうが焼け野原となる中、花子(吉高由里子)は必死に翻訳を続けていた。そして昭和20年8月15日。花子は英治(鈴木亮平)、もも(土屋太鳳)、そして村岡家に身を寄せたかよ(黒木華)らと共にラジオで玉音放送を聞き、戦争が終わったことを知る。同じく宮本家では、ラジオを聞いた龍一(中島歩)が黙りこくっている傍らで、蓮子(仲間由紀恵)は「純平(大和田健介)が帰って来る」とつぶやく…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

昨日のポジティブ発言を撤回します(`ω´)キリッ

昨日は「ラスト2週間で何とかなるかも!?」と書いたが、このポジティブ発言を全面撤回するしかない、そんな呆れた15分間だった。

何せ、昨日書いた『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「美輪明宏×中園ミホ」(2014/9/15) 感想』でも、脚本家が「実は156話の中で一番見て欲しいところがここから始まる」と言う、この週でこの内容とは呆れたしか言いようがない…

驚愕!僅か97秒で「赤毛のアン」が訳了!?

今日最も驚き且つ意気消沈したのが、僅か97秒のシーンで『赤毛のアン』の翻訳が終わってしまったこと。それも甲府の安東家のドタバタ劇の後に突然、空襲で逃げまどっていた頃よりも違和感増量の美白の(史実では52歳)の花子(吉高由里子)のアップで始まった。

更に残念だったのは、それが翻訳シーンで無く、翻訳し終えた和文を原稿用紙に書いているだけってこと。その上、村岡花子さんの『赤毛のアン-赤毛のアン・シリーズ1-』を締めくくる逸品とまで言われる部分を読んだだけ。そして「完」と記して終わっちゃった。

私や、他の人も期待していたであろう、花子がどのようにして“アンの世界観”を創り出したのか、そこにどう言う思いが込められているのかは、一切なく、まるで花子の人生年表の“ある1行”を映像化しただけなのは残念と言うか、これで『花子とアン』と言う花子とアンをどう照らし合わせるのか、中園氏に聞いてみたい。

この場に及んで、まだ枝葉に拘るのか!?

誤解を恐れずに書けば、冒頭の戦争の語りはしょうがないとしても、劇中で誰が戦死しようが白髪になろうがそんなのどうでもいいこと。描くべきは主人公の生き様であり人生だと思う。そして、私が観たいのも、花子が目の前の出来事をどう感じ、どう受け止め咀嚼し、どう人生を生きていくのか、そして翻訳家としてどう影響があったのかだ。

しかし、今日の15分間で描かれたことは、「玉音放送」と「ついに完成したのです」と言う美輪さんの語り以外、バッサリカットしても何ら問題エピソードの連続。

これで再び残りの2週間があらすじの箇条書きとこれまでの辻褄わせで終わる可能性大になったようだ。人間もドラマもそう簡単に変われないし動けないってことだ。

あとがき

あーあ、やっぱりこうなっちゃいましたね。昨日期待した私がバカでした。自暴自棄になりそうですよ。こうなるとトントン拍子で進むでしょうね。明日は今日話題に上がった吉太郎かな?

それにしても、たった1日しかまともに書けないってどういうことなんでしょう。最後に劇中に登場した村岡花子さんの名訳を引用させて頂き、今日は終わりにします。みなさん、ごきげんよう、さようなら。

アンの地平線はクイーンから帰ってきた夜を境としてせばめられた。しかし道がせばめられたとはいえ、アンは静かな幸福の花が、その道にずっと咲きみだれていることを知っていた。真剣な仕事と、りっぱな抱負と、厚い友情はアンのものだった。何ものもアンが生まれつきもっている空想と、夢の国を奪うことはできないのだった。そして、道にはつねに曲り角があるのだ。
「神は天にあり、世はすべてよし」とアンはそっとささやいた。

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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
1 2 3 4 5 6
第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
103 104 105 106 107 108
第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
115 116 117 118 119 120
第21週「ラジオのおばさん誕生」
121 122 123 124 125 126
第22週「新しい家族」
127 128 129 130 今後の展開と最終回予想 131 132
第23週「アンとの出会い」
133 134 135 136 137 138
第24週「生きている証(あかし)」
139 140 141 142 143 144
第25週「どんな朝でも美しい」
145

花子とアン ロケ地情報 [オープニングの農村風景/勝沼ぶどうの丘編] ※検証動画あります
勝沼の資料館にある蝋人形が「花子とアン」のヒロイン親子に似てる!?

残り14回しかないのに、未だぐだぐだな「花子とアン」ですが、(本家blogへの)今週のWeb拍手の数と皆さんのコメントで、最終回まで見届けようと決めました。
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「美輪明宏×中園ミホ」(2014/9/15) 感想

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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