ペテロの葬列 (第11話 最終回・9/15) 感想
TBSテレビ系『ペテロの葬列』(公式)
第11話 最終回『最後に罪を犯すのは誰?衝撃の秘密』の感想。
なお、宮部みゆき氏の原作小説『ペテロの葬列』は未読。
間野(長谷川京子)が人質となったバスジャック事件は、坂本(細田善彦)が逮捕されて終結。だがそれをきっかけに、前回の事件の人質が犯人から慰謝料を受け取っていたことがばれてしまう。再度警察の事情聴取を受けた杉村(小泉孝太郎)たちは非難を浴びる。一方、嘉親(平幹二朗)が体調を崩したことで、菜穂子(国仲涼子)の心境にはある変化が訪れていた。そんな中、杉村は井手(千葉哲也)から、森(柴俊夫)の自宅に呼び出される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
もう少し目まぐるしさや散漫さが無ければ…
最終回と言うよりも、登場人物たちのエピローグやカーテンコールのようにも感じた。と言っても、これだけ次から次へと事件や出来事を増やした結果、あっさり感には程遠く、当然に最終回だけ観た視聴者にはほぼ理解不能だろうし、登場人物たちの尻拭いとしては目まぐるしさや散漫さもあり、もう少し何とかならなかったかなと思う部分もある。
本作らしい新たな群像劇ドラマにはなっていた…
しかし、全11話を通して見ると、これだけ人物もエピソードも詰め込んだ割に、上手い着地点を選んだなと思う。そして、最も重要な“本作らしさ”だが、大小幾つかの事件が、微妙に連続(連鎖)していていたり、新聞の見出しのように表面的にだけ繋がっているのでなく、関係者の内面でも繋がっていて、一風変わった群像劇になっているのが魅力だった。
ただ、前のめりで楽しく観られる作品かと言うと、視聴者層は分かれる作風だと思う。
あとがき
前編は、間野(長谷川京子)絡みの話は必要かなと思いましたが、最終回を観ると最初のバスジャック事件ってどこまで必要だったのかなと感じてしまいました。最後が菜穂子(国仲涼子)の罪で終わるなら、もう少し全体の関連性(特に最初のバスジャック犯の人間関係)がしっかり描かれたら消化不良な感じが無かったかも。それと、続編あるんですかね。
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