東京スカーレット~警視庁NS係~ (第9話/最終回・9/9) 感想
TBSテレビ系『東京スカーレット~警視庁NS係~』(公式)
第9話/最終回『死を隠す女・隠された女』の感想。
女性差別発言で問題になっていた都議・江藤(近江谷太朗)の刺殺体が隅田川に浮かんでいるのが発見された。失言との関連を疑われるが、事務所スタッフの貴子(遊井亮子)は否定し、中傷ビラを杏(水川あさみ)らに見せる。そこから、地下水路となった川を地上に戻すという公約をほごにした江藤が地元住民の会に糾弾されていると判明。会に疑いが掛かる中、杏はジャーナリストの由利恵(星野真里)に中傷記事を書かれる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終回も“本作らしさ”を築けず終了…
うーん、残念の一言だ。事件やそれを中心とした物語は、最終回もベタで捻りは無いものの、タイトルの『東京』を活かした話として悪くないし、キャラクターも“それなりに”立って魅力的だとは思う。しかし、どうしても拭えない疑問がある。それがなぜ“本作らしさ”にもっと拘らなかったのか?と言うことだ。
「お飾り部署」をもっと描けば良かったのに…
今回の劇中でも、わざわざ台詞で「お飾り部署」などと言っていたが、それならそれをなぜ強調して描かなかったのだろう。岩井課長(中村雅俊)が歌うシーンを描く時間があるなら、もっと外部や内部からのバッシングを見せて、孤立しながらも結果を出していく過程でも描けば良かったのに…
登場人物とNS係の設定をもっと練るべきだった…
結局、所属部署の設定が中途半端だから、そこで動く登場人物の設定もこの程度では個性が輝くはずがない。俳優陣を考えても、最初にもっと奇抜で斬新な登場人物たちを創り出せば、物語は自然に動くものだ。やはり登場人物とNS係の設定をもっと練るべきだったと思う。残念だ。
あとがき
エンディングの阿藤(生瀬勝久)の「証拠に無いことは言ってないからな」みたいなオチも良いのですが、今作ってちょいちょいこう言うちょっとシャレたエッセンスを入れてきましたよね。そこが更に普通っぽく魅せてしまったと思います。
やはりやるなら徹底的に、やらぬなら止める。そうしないと一本筋が通った作品には仕上がらないと思います。ホント、もったいないの一言に尽きます。
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