ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~ (第8話・9/5) 感想
テレビ東京系『ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~』(公式)
第8話『監察医が暴く疑惑の溺死“水深15センチ”母と子の切れかけた絆を救う涙…』の感想。
海で身元不明の10代の少年(広田亮平)の水死体が発見される。秋田(寺脇康文)は点々と4カ所ほど刺したような手のひらの傷に気付く。程なく、遺体は丸2年引きこもっていた達也と判明。溺死と判断した秋田だが、吸い込んだ水の量が少ないことが気に掛かる。組織を検査すると、肺から海水、腎臓から淡水のプランクトンが見つかり、秋田は近くの川で溺れた可能性を考える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
面白くて楽しい。それだけに一言だけ言いたい…
今回もドラマとしては面白い。監察医のドラマとしてよく仕上がっていると思う。ただ、一つ気になったのは、先日最終回を終えた某監察医ドラマのように、主人公の監察医が、自分が知りたい事件の謎を解きたいから行動しているように見えてしまったこと。もちろん敢えて言うならのレベルだが…
秋田は“手の4点の傷”の謎を知りたいだけで良かった…
だから、出来れば秋田(寺脇康文)を突き動かしたのは、飽くまでは“水死体の手のひらの点々と4カ所ほど刺したような傷”であり、身元不明だとか何故亡くなったのかでない方が、過去の作品のように、秋田の変人ぶりが際立って、より本作らしさが出たと思う。そこが勿体無かった…
『きらきらひかる』を思い出した!
1998年放送の私の中での監察医ドラマナンバーワンと言っても良い名作ドラマ『きらきらひかる』の第3話『猫と溺死体の関係?』に匹敵する程、後味は良かったと思う。『きらきら…』では、大雨の翌日の川に中年女性と小学生の2体の溺死体が上がり、死因を調べていくと、亡くなった人の名誉を回復させる話となる。
今作は、秋田がオタクや引きこもりと全て悪いものと言う括りにしなかった点と、秋田が真相を明らかにしたことで、身元不明の少年(広田亮平)がなぜ死ななくてはならなくなったのかを証明し、少年の名誉を回復させた(感じにした)のは後味としては悪くなかったと思う。
あとがき
美恵子(戸田恵子)が食べる味噌汁の豆腐が少し大きいことや、薫子(相武紗季)が検証のために土手を走る時に運動部の生徒たちが後ろから走ってくるなどの、ちょっとした雰囲気づくりに手抜きが無いのも、丁寧につくられていて良いなと思います。次回は最終回2時間スペシャル。期待します。
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