ST 赤と白の捜査ファイル (第8話・9/3) 感想
日本テレビ系『ST 赤と白の捜査ファイル』(公式)
第8話『母の悲しみが奏でる死の子守唄・天才赤城左門VS犯罪心理学の権威究極の対決!』の感想。
なお、今野敏氏の原作小説『ST 警視庁科学特捜班』は未読。
深夜の公園で他殺体が発見される。被害者は7年前の傷害致死事件の犯人だった。 赤城(藤原竜也)と百合根(岡田将生)は桃子(柴本幸)と共に、息子を殺された母親の佳子(宮地雅子)に会いに行く。翌日、4年前にストーカー殺人事件の容疑を掛けられ不起訴になった男が同じ手口で殺される。事件で娘を失った大学の犯罪心理学教授・新島(西岡徳馬)と妻・春名(高橋ひとみ)が捜査線上に浮かぶが、2人にはアリバイがあった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
事件も物語全体も面白かった!
事件も程良く捻りが加えられて、映像的に観ていても面白かった。「赤城 VS 真犯人」の構図もしっかり描かれて、真犯人の凄さも際立った。また、物語も菊川(田中哲司)の異動による桃子(柴本幸)の独り立ちエピソードを軸に構成され、STと捜査第一課の協力体制も上手く描かれたと思う。
赤城も大活躍した!
赤城(藤原竜也)のの「うー謎がとけてしまったぁー」が出るまでのくだりも、その後の謎の解説も、赤城の変人らしさが見事に描かれていたと思う。脚本家ごとに面白さに差はあるものの、赤城の大活躍は安定しているから、その面では良いと思う。
赤城以外が必要ない!
しかし、あとは残念なことばかり。事件解決に赤城以外のメンバーが殆ど絡んでいないことだ。今回の話では、百合根(岡田将生)さえいなくても大丈夫な感じ。STの他のメンバーが言いそうなことまで赤城が言ってしまっては、唯一の本作らしさである「警視庁科学特別捜査班」の存在意義すら薄まってしまう。
何とか赤城ともう一人くらいはメインで活躍すれば…
結局、最後の菊川への餞別のシーンでもメンバーは不在。大人の事情でメンバー全員を登場させるのが困難なのかは知らないが、もしそうだとすれば、赤城+メンバー一人でも良いから形式を整えた方が良かったと思う。そこさえ良ければ、三枝(渡部篤郎)の意味深なネタ振りを含めて、かなり完成度が高かったと思う。
あとがき
もったいないな、の一言です。あんなに個性的なメンバーがいるのに、活かさないんですもんね。もうそこだけ修正して頂ければ、安定感が増して更に面白くなると思います。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)<新装版> (講談社文庫)
ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)
太陽(初回生産限定盤)(DVD付) ファンキー加藤
日本テレビ系 水曜ドラマ ST 赤と白の捜査ファイル オリジナル・サウンドトラック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6014/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/404842861.html でも、TB受付けております。 【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事
-
- 花子とアン (第136回・9/4) 感想 (2014/09/04)
- 孤独のグルメSeason4 (第9話・9/3) 感想 (2014/09/04)
- ST 赤と白の捜査ファイル (第8話・9/3) 感想 (2014/09/04)
- 花子とアン (第135回・9/3) 感想 (2014/09/03)
- 聖女 (第3話・9/2) 感想 (2014/09/03)