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聖女 (第3話・9/2) 感想

NHK総合ドラマ10『聖女』公式
第3話『プライド』ラテ欄『暴かれた彼女の過去』の感想。


晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、貧しかった母子の金と欲に関するひどい噂しか得られない。東京に戻った晴樹は、事件の弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟していたが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人ではないと証言しているという情報が飛び込んでくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

脚本、演出、俳優のバランスが良い!

まずオリジナル脚本で、この位にしっかりと構成され、登場人物も書き分け台詞も違和感ないのは、それだけで最近のドラマの脚本では良い部類だと思う。裁判のドラマだから、事件があって、裁判があって、捜査や回想があってと言う、行ったり来たりの構成にならざるを得ないのに、今の所先の見え無さでうまく魅せている。

また北九州での聞き込みのくだりのちょっと懐かしい映画的な雰囲気もあれば、エンディングのガラスに二人が手を合わせてBGMスタートみたいなお安いテレビドラマ風も織り交ぜた演出の魅せ方も悪くない。

それに個性的な俳優陣と登場人物の配役の妙もある。主演の広末さんが初の悪女役と言うことで、基子(広末涼子)以外は基本的にベタな感じで落ち着かせつつ、基子の母・雅恵役の安藤玉恵さんや、幼少期の基子役の山口まゆさんが良いアクセントになっている。もちろん広末さんの熱演も見事だ。

いよいよ裁判が始まる第4話からが脚本の見せ所だ!

今回のサブタイトルは『私が唯一愛した人』でも良かったと思うくらい、今回の見所は、最後の面会室での弁護士バッヂを外した晴樹(永山絢斗)と基子の告白だったと思う。

と言うのも、ぞれまで40分間近く描かれた“基子の過去”は、この先の裁判のくだりでも幾度も登場すると思われるからだ。その意味で、大きくネタバレを見せた訳だから、本作の魅力である“先が見えない”面白さを、いよいよ裁判が始まる第4話からもキープできるかどうか。脚本の大森美香氏に期待したい。

あとがき

広末ファンとしては、今週は「広末まつり」なんですよ。9/1(月)がNHK『鶴瓶の家族に乾杯』の『広末涼子 千葉県南房総市(後編)』の放送で、同日からフジテレビの『ドラマチックα』で『ビーチボーイズ』の再放送が始まりました。

まっ、ドラマの感想とは関係ないですが、若い方でまだ『ビーチボーイズ』をご覧になっていない方には、是非この機会に観て欲しい名作ドラマです。ただ、今回の再放送はかなり編集でカットされているので、気に入ったらDVDでの鑑賞をおすすめします。

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【これまでの感想】
第1話 第2話
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「聖女」第3話 感想

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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