ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~ (第7話・8/29) 感想
テレビ東京系『ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~』(公式)
第7話『監察医が挑む時間差死亡の謎!疑惑の芸者凶器は三味線の糸!?』の感想。
橋の欄干近くで倒れた女性が見つかる。近くの店にいた秋田(寺脇康文)らは騒ぎを聞き付けて現場へ。死亡を確認した秋田は解剖を主張する。翌日、身元確認に現れたのは菊野(東ちづる)ら芸者たちで、女性は芸者の深雪(上野なつひ)と判明。首についた筋から絞殺が疑われるが、山倉(渡辺いっけい)は、深雪がふらふらと歩いて倒れたという目撃情報を挙げ、殺人を否定する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
あの監察医ドラマに物申す!って感じでスッキリ!
薫子「昨夜彼女に何があったんでしょう。ついに今日はビシッと書いてくれましたね、脚本の尾崎将也氏が。この他にも幾つも名台詞とも言うべき薫子と秋田のやり取りがあった。
どこで首を絞められたのか。
首を絞められた後、どこに行くつもりだったのか…」
秋田「まあ、あとは警察に任せましょう」
そう感じるのは、当blogでは先週から名指ししている今期放送されている監察医ドラマ『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(以下“ゼロ”と略)があまりに監察医が捜査に口を挟み越権行為をする主人公を“変人”と称しているからに他ない。
見事な脚本!
まるで、『ゼロ…』のぐだぐださに作家が宣戦布告でもするかのような、今回の監察医と警察の仕事の区分けの明確さ、監察医の変人っぷりは監察医の行動で魅せると言う、本来であればプロなら当然知るべきことが、本作ではしっかり描かれている。その意味でお見事な脚本と言える。
変わり者監察医が活躍する監察医ドラマの1つの完成形!
その上、変わり者でベテランの秋田と、新人でどこか抜けてる薫子とのバディーで、事件を解決していく流れも自然だし、先に書いた通り警察の役割もしっかり描かれ、監察医仲間の協力も楽しいし、おまけに事件そのものもちょっと人情モノの考えさせるエンディング。なかなか秀逸な監察医ドラマに仕上がったと思う。
あとがき
観ていて、「こうこなくっちゃ」の連続でした。主人公は相当の変わり者ぶりを発揮しながら、あくまで監察医で警察紛いのことはしないのが、とにかく素晴らしい。先に書いた通り、変わり者の監察医が活躍する監察医ドラマの1つの完成形ではないでしょうか。
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