信長のシェフ[2] (第7話・8/28) 感想
テレビ朝日系『信長のシェフ』(公式)
第7話『敵は本能寺にあり!?明智光秀の謀略…食わず嫌いグルメで室町幕府が崩壊!!』の感想。
なお、原作:西村ミツル氏、作画:梶川卓郎氏による原作漫画は未読。また、テレビドラマ第1シリーズ(2013)は鑑賞済み。
信長(及川光博)は室町幕府を倒せとケン(玉森裕太)に命じ、ある食材を義昭(正名僕蔵)に食べさせろと言う。ケンは訳が分からないまま光秀(稲垣吾郎)と二条城へ。その食材とはスッポンで、自ら改元した元号「元亀」に用いた‘亀’を食べさせられた義昭は激怒し、挙兵を決意。将軍討伐の大義を得た信長も出兵し、二条城を陥落させる。義昭や幼い嫡男も皆殺しになると光秀から聞いたケンは義昭が立てこもる城へ向かう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終章で、歴史の部分をあれこれ描きたいのだろうが…
隣で観ていた日本史好きの妻は本作を久し振りに観てこう言った。「歴史の部分はかなり細かく描かれていて面白いね。ただ、歴史が面白い分だけ、ケンの料理の話が取って付けた感じで、深夜の頃と違うんだね」と。
で、日本史に興味のないただの時代劇好きな私は、正にこの逆の感想だ。なんだか歴史部分はあれこれ本格的な感じだけど、そう言うのは適当に流してもらって、その分、ケンの葛藤とその葛藤から生まれた料理が歴史を動かす部分をもっと観たいんだと。
「わかりやすさ」こそ本作の面白さの根幹だったのに…
歴史に興味のない私が本作を観て「歴史の部分が解り難い」と言うのが正しいのかわからないが、少なくとも深夜枠時代は、歴史の部分も料理の部分も全体的にもっと丁寧で解り易かったのに、木曜8時枠に移動してから、その解り易さが、よく言えば歴史エンターテインメントになり、悪く言えば歴史の部分だけ解り難くなっているのが、前作からのファンとしては残念でならない。
あとがき
歴史の部分、細かく言えば歴史上の人物関係や地名などわかる人は良いですが、歴史に詳しくない人はおいてけぼりのままドラマが進んじゃうのがつまらない。ケンがいとも簡単に名作料理を造るのは諦めるとしても、ケンの料理と戦国時代の変化の関係は面白いだけに、もったいないとしか言いようがありません。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
信長のシェフ コミック 1-8巻セット (芳文社コミックス)
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「信長のシェフ[2]」Music Collection (初回生産限定)
信長のシェフ[2] Blu-ray BOX
信長のシェフ[2] DVD-BOX
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5989/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/404518724.html でも、TB受付けております。 【これまでの感想】
[1]最終回 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
- 関連記事