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花子とアン (第130回・8/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第22週『新しい家族』【第130回】の感想。
なお、本作は8/26にクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。


5年がたった1938年(昭和13年)。もも(土屋太鳳)と旭(金井勇太)の間にもう一人女の子が生まれた。美里(岩崎未来)は、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)の養女となっていた。美里から「動物のニュースを読んでほしい」と頼まれた花子はラジオ局へ向かうが、記事は日中戦争や軍隊に関するものばかり。花子は漆原(岩松了)に相談するが、「この戦時下において動物の話などどうでもよい」と一蹴されてしまう…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

どうしても花子と子どもの関わりは描かない方針か!?

昨日の記事で、もも(土屋太鳳)が美里を花子に預けるかかよに預けるかの議論をコメントで頂いたのだが、結局そんなことは一切関係なくなってしまった。もう毎度書くのが馬鹿馬鹿しいが、旭が完治したのはどうでも良いが、花子が美里を預かり育てている描写や養女に迎える描写を省略するってどう言うこと?

語りの一言でこの5年も時間経過させて平気なのか!?

折角、これまで一切描かずに来た花子の広義での「子どもたち」でなく、「我が子」への愛や接し方を描ける機会だったのに、細かな心理描写が面倒になったとしか思えない単純な語りで処理して終わり。あとは子役と動物の別れで泣きなさいってか。結局、深く考えるようなドラマでないことが、また明らかになった。ただそれだけの15分…

花子だけ描けば良いだけなのに、なぜしない!?

主人公だけ描けと言う訳ではない。花子の人生を描けば、必然的に花子に関わる人間(今回から犬も仲間入り)の背景も描くのは当然。なのに、この作者は花子の周囲ばかり描いて、肝心の花子は刺身のツマ状態。大海原で漂う小舟と言えば美しいが、実際花子は自発的に何もしていないのと同じ…

今後の1か月も箇条書きか…

どう見ても他力本願、棚かぼた餅状態で生きてるだけで、都合良くいろんなことが花子に寄って来て話が進んでるだけ。これまた何度も書くが、ただとにかく「(劇中の)村岡花子の一代記」を本当の村岡花子さんの年譜を借りて、箇条書きに仕上げようってだけにしか思えない。

5か月も経って「何を描きたいのか?」見えないのは…

なぜ箇条書き、あらすじの映像化にしか見えないのか。その理由は簡単。5か月も放送しているのに、脚本家・中園ミホ氏が本作の主人公・村岡花子を通して「何を描きたいのか?」全く見えないからだ。これはもう作家性の問題。だから、もう治(直)らない…

あとがき

どうせ明日は犬のテルの真実を美里に話してお涙頂戴。土曜日は「こども新聞」でテルの話をして、大きな括りで『新し家族』を締めくくるんでしょう。それならそれで、もっと花子がテルを愛情込めて育てる描写も必要だった…。いや、やはりテルより美里を養女にするくだりですよ必要だったのは。

愚痴っててもしょうがないので、今日劇中に登場した『POLLYANNA(ELEANOR H. PORTER著)』ですが、『少女パレアナ』 と続編『パレアナの青春』 が発行されています。花子が原稿に書き始めたタイトル『パレアナの成(長)』では、1930年(昭和5年・花子37歳)に平凡社から刊行(のち『パレアナの青春』 と課題)にされています。個人的には『少女パレアナ』の方が、楽しくてお勧めです。原作の素晴らしさは当然ですが、特に本作では村岡さんの翻訳に深い教養を感じます。未読の方には是非お勧めの一冊です。

上に書きましたが、8/26にクランクアップにクランクアップしたそうなので、ここで何を言ってもしょうがないです。と言うわけで、クランクアップを受けて以下の記事を書きました。宜しかったら私の大胆予想を読んでみて下さい。
「花子とアン」が8/26クランクアップ。そこで、今後の展開と最終回を大胆予想してみた!

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連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック
アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)
村岡花子童話集 たんぽぽの目
少女パレアナ (角川文庫クラシックス) エレナ・ポーター (著), 村岡 花子 (翻訳)


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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
1 2 3 4 5 6
第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
103 104 105 106 107 108
第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
115 116 117 118 119 120
第21週「ラジオのおばさん誕生」
121 122 123 124 125 126
第22週「新しい家族」
127 128 129

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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