ST 赤と白の捜査ファイル (第7話・8/27) 感想
日本テレビ系『ST 赤と白の捜査ファイル』(公式)
第7話『天才・赤城左門が密室殺人の謎を暴く全員に動機アリ・死者のメッセージを解け』の感想。
なお、今野敏氏の原作小説『ST 警視庁科学特捜班』は未読。
百合根(岡田将生)は、翠(芦名星)からSTを辞めると告げられショックを受ける。そんな中、音大で不審死事件が発生。被害者は教授の小松(下総源太朗)で、現場はバイオリンの名器を展示する特別室だった。当日、世界的コンクールで優勝した響子(黒坂真美)がそのバイオリンを弾く凱旋コンサートが予定されていた。現場は密室で事故かと思われたが、赤城(藤原竜也)は、ラグの血痕が事故に見せかける偽装工作だと見破る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
チームの一体感は描かれた!
これまでやや中途半端な存在だった百合根(岡田将生)が、翠(芦名星)の辞職をきっかけにSTをまとめたいと言うチーフとしての自覚が描かれて、やっとチーム的な一体感が生まれたのは良かった。まっ、映画化するのだから当然と言えば当然だが…
しかし、6人の個性は描かれない!
ただ、毎回思うのは、赤城(藤原竜也)ら6人全員が何らかの形で良いから、大活躍とまでしなくても見せ場を作れないものかと思う。今回のように百合根と赤城と翠の3人だけいれば良いってのは、せっかくの面白味が台無しだと思う。
5分延長が効果的に活用されないジレンマ!
今作は通常の1時間枠ドラマより約5分延長されている。そのため、今回のように、赤城が中心になって解決する事件の話と、今回で言うなら翠の辞職の話の二つを余裕を持って描く時間がある。しかし、その余裕が全体の散漫にしかなっていないのが残念。
映画化は周知の事なのだから翠の辞職の話なんて引っ張って意味がない。そう言う僅か5分ではあるが、無駄以上に悪い方に使うのはやめた方が良いと思う。なぜなら、事件の部分はベタではあるが、本作らしい面白味もあって描けているのだから…
あとがき
上で書かなかったことで言うと、もっと赤城の変人っぷりを毎回新鮮に描かないとワンパターン化してトーンダウンしてますね。面白いんだけど、全員が活躍しないのも原因だと思います。連ドラだらかしょうがないかもしれませんが、毎回似たような感じになってますから…
それと国際的バイオリニスト・柚木響子を演じた黒坂真美さんのヴァイオリンを弾く指捌きが妙に気になりました。ちょっとした演技指導で出来るような指や腕の動きでは無かったのでスゴイなと。そして黒坂さんのブログを読んでみたら、彼女は幼い頃に泣きながらヴァイオリンの練習をしていたそうです。やはり私の見立ては当たってました。
『与えて貰ったもの☆』|黒坂真美 オフィシャルブログ
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