東京スカーレット~警視庁NS係~ (第7話・8/26) 感想
【修正 2014/08/27 18/12】
誤)第3話 → 正)第4話
TBSテレビ系『東京スカーレット~警視庁NS係~』(公式)
第7話『見果てぬ夢に殺された男』の感想。
会社社長・井上(中島久之)が社長室で殺された。社長室前の秘書席にいたエリ(末永遥)は井上がかけたレコードの音で事件に気付かず、犯人は社長室の別のドアから出入りしたらしい。岩井(中村雅俊)の大学時代の音楽サークル仲間である井上は、かつて同サークルの若林(モト冬樹)とフォークデュオでデビューし、当時のレコードは今や価値が高騰しているという。岩井のため、杏(水川あさみ)らNS係は勝手に捜査を始め…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本と演出は、あの第3話のコンビ…
冒頭の岩井(中村雅俊)や刑事たち、NS係の描き方が前2話と全く違うから、嫌な予感がしたのだが、終わってみれば何かと問題が多かった第3話第4話の脚本・櫻井武晴氏と演出・森本浩史氏コンビの作品。結果から言っちゃうと、リレー脚本の弊害の一言。第7話で尻下がりか…
第7話を初見でも楽しめる普通の刑事ドラマに?
杏(水川あさみ)と阿藤(生瀬勝久)のバディがメインで捜査しつつ、NS係の仲間も協力し事件を解決。文字だけだと、かなり良い感じに聞こえてしまうが、最大の問題点は、この第7話を初めて観た人でも楽しめる位に、これまで構築したキャラクターの個性が活かされていないこと。これじゃ普通の刑事ドラマと変わらない…
話は無理矢理だけど、キャラが立ってたらマシだったかも?
中村雅俊さんの事務所から「歌うシーン作ってよ」と要請があったから作ったような、絶妙なゲストのモト冬樹さんと強引なレコード回転数を知らない若い秘書が犯人って、なんかとても残念な話だった。ただ、その辺を無視すれば、もっと連ドラとしてのレギュラー陣のキャラクターを明瞭に描いて活かしていたら、もう少し本作らしさは表現できたかも…
あとがき
今更こんなこと言ってなんですが、本作らしいワンポイントが無いんですよね。主演も主人公も地味だし、脇役は俳優は素晴らしいけど登場人物として活かせてないし。どんどん一話完結の普通の刑事ドラマになって行ってるような。宝の持ち腐れは言い過ぎかな…
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