HERO[2014] (第7話・8/25) 感想
フジテレビ系『HERO[2014]』(公式)
第7話『運命の出会い!?愛憎の熱海出張』の感想。
多くの事件を抱え手いっぱいの礼子(吉田羊)に頼まれ、久利生(木村拓哉)は同居相手のさくらを殴ってけがをさせた城山の取り調べを担当。城山はさくらに別れ話を切り出され、カッとなったという。そのころ、城西支部には、礼子の元夫で弁護士の梶原が現れ、末次(小日向文世)や田村(杉本哲太)は動揺する。そんな中、久利生と千佳(北川景子)は実家に帰ったさくらに事情を聞くため1泊2日で出掛けるが、千佳が風邪でダウンする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
内輪話が多過ぎる!
続編が始まった当初は、アラフォーの久利生(木村拓哉)の活躍を期待したが、見事に単なる前作のリメイクに裏切られた。しかし、そこを通り越せば、リメイク作品として、特に久利生と新キャラである千佳(北川景子)の絡みが面白くなってきて、何とか楽しめるようになってきた。そんな気持ちで迎えた第7話。
しかし、今回は頂けない。折角久利生と千佳を他のメンバーと切り離して描けるシチュエーションなのだから、そちらをしっかり描けば良いものを、逆に東京残留組の単なる内輪話で時間を埋めるとは、残念と言うより「まだやるの?」って感じの少々諦めムード。なぜ、久利生の事件をきちんと魅せないのか理解不能…
久利生と千佳の事件も軽過ぎる!
折角地方ロケを敢行した割に、温ーいリゾートホテルのシーンと久利生がバッチを背中に隠して個人的な意見を述べて終了。事務官も熱発しながら仕事したってだけ。まあ事件そのものも愛だとか言ってるがなんか現実味が薄いし…
内輪話をガッツリ削って、スタッフもキャストも久利生と千佳の事件をメインに描くべき。このままでは今のキムタクが昔の久利生をコピーしてるだけになって終わってしまいそうな気がする。ただ、久利生のパートにはまだ“らしさ”が残っている今だからこそ、描くべきものとそうでないものの取捨選択をして欲しい。
あとがき
内輪話に終始した今回なので、こちらも内輪話をしましょうか。今回のゲスト・弁護士の梶原洋人役の戸次重幸さんは、ドラマ『裁判長っ!おなか空きました!(2013年10月放送』で検察官・唐木田清人役を演じてました。あのドラマは名作でした。毎回感想を書くのも楽しかった(最終回の感想記事はこちら)。そして今回は弁護士役。ちょっと『裁判長~』の面影がありました。
で、全体のことですが、久利生の事件と内輪話をシンクロさせようと言う意図は読み取れますが、ドタバタコント風の部分には目が行きますが、物語の展開、特に二つをどう馴染ませて話を進めるか?と言う部分が雑過ぎます。
言い換えると、視聴者に丸投げし過ぎ。だからドラマの中から湧き出る面白さや正義感を感じ取れない、残念なドラマになってしまっていると思います。次回こそ…って感じです。
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