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花子とアン (第126回・8/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第21週『ラジオのおばさん誕生』【第126回】の感想。


もも(土屋太鳳)を村岡家に迎え入れたいと願う花子(吉高由里子)は、かよ(黒木華)の店へ説得しに行くが、もものかじかんだ心は解けないまま。花子は仕方なくラジオ局へ向かう。かよと暮らそうと思い、村岡家へ荷物を取りにやって来たももに、英治(鈴木亮平)は花子の新しい本を持って行って欲しいと話す。本を取りに書斎へ来た英治は、花子がラジオ局へ必ず持って行くある“お守り”を忘れていることに気付く…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

申し訳ございませんが、今日の記事は本編の重隅を突きまくります。嫌なら読まない方が良いです。

ついに、かよも脚本家の手下になったか!?

まず、カフェでかよ(黒木華)がこんなことを言い出した。
「お姉やんがあんなに仕事をするようになったのは、坊やが亡くなってからだよ。それから、日本中の子どもたちにも物語を届けるんだって、いつもたくさん仕事を抱えてる。ラジオのおばさんもそんな気持ちで引き受けたんだと思う」

まあ一気に言ってくれちゃているが、分解すると3つ。1つは歩が亡くなってから「あんなに」仕事をしてるのか、全く描かれていない。どちらかと言えば「ラジオのおばさん」一本に絞り込んでるようにさえ見える。まあ、亡くなる以前との比較なのだろうが、その比較対象が描かれていないからどうしようもない。

で、2つ目。「日本中の子どもたちに物語を届ける」ことと、「いつもたくさん仕事を抱えてる」ことが、一つになって描かれたことがあったろうか。私には翻訳の仕事は締切を守るからってことでそこそこ入っていて、子どもたちに創作童話を聞かせるのが好きって程度にしか認識していないのだが。

そして、「ラジオのおばさん」を引き受けた気持ちだが、これは完全に「歩がラジオが好きだったから」しか描かれていない。以上の3つが一括りになるようなことは全く描かれていないのに、このかよの台詞で強引に全部くっつけて脳内補完しろってこと。なんと雑な脚本なんだ。

英治は、残酷な安東家の一味になったか!?

過酷な北海道の生活から逃げ出してきたもも(土屋太鳳)に「羨ましいです」と言う英治(鈴木亮平)の無神経さは正に花子(吉高由里子)並み。やはり花子と結婚して、昨日の放送で完全露呈した安東家の残酷ぶりが憑依したと脳内補完しておこう。そして英治の残酷さは続く…

なんと、妻の忘れ物を甲府と北海道しかしらない義妹に地図を渡して持って行けと。ついに英治がももを“パシリ”に使ったのにはビックリ。それでなくても普段印刷の仕事なんか滅多にしていないのに、今日に限って急ぎの納品だと。ももが北海道の夫婦生活で子どもがいない理由も知らず(まだ描かれていない)に、よくも平気で頼めるもんだ。

こんなところで、「ごきげんよう」の回収するの?

ここでは敢えて史実で村岡花子さんが「ごきげんよう」をラジオで連呼したかは別にする。で、本編。JOAKの漆原制作部長(岩松了)の言い分に妙に共感してしまった。本作の登場人物に共感したのは初めてかもしれない。そのくらいに、吉高さんの「ごきげんよう」には正直深みが無いのだ。

こんな漆原の説得力あるシーンで、突然に花子が「ごきげんよう」の由来を語り出した。これまで女学校時代からの宗教観、教育、文化などほとんど描かれていないのに、ここで全部後付け説明か。もう作者の弁解にさえ聞こえてしまったのだが、これをももが偶然に聞いていると言うのもあざと過ぎる…

ももの花子への“わだかまり”を描く必要ある!?

歩の写真を届けたももに対して、花子の「ありがとう」が妙にあっさりしていたのが気になったのだが、考えてみれば本番直前まで、歩の写真のことなんて一切気にしていないのだから、「今の私には歩の写真より“ごきげんよう”を認めさせたことが大事」って心の叫びなんだろう。実の妹に冷たいよなあ。

実は今週の後半は、ももの花子へのずっと抱いている“わだかまり”を描いている。確かにももは幼い頃から花子にわだかまりを抱いていた。その気持ちへの反動で北海道に嫁いだ(と脳内補完済み)から第10週は『乙女よ、大志を抱け!』になったと思う(これも想像だが)。

だが、上に書いたようにその当時の“わだかまり”も中途半端な表現で終わったのに、今さらそれを引っ張り出してきて、姉妹関係の修復らしきことをしようとしている訳だが、花子のももへの優しさも一切感じ取れず、先日の両親が上京した際にも一切触れぬ状況で、今さら“わだかまり”に拘る必要があるのだろうか?

視聴者の多くがこの姉妹の“わだかまり”になんて興味関心が無いだろうから、普通に中のいい三姉妹で良いような気がする。そして、こんなどうでも良いことで足踏みするくらいなら、もっと話を進めて欲しい。

あとがき

「花子の言葉が魔法の言葉のように、ももの心に染み込んでいきました」と言う語りのもイラッとしました。ももは「ごきげんよう」に特に思い入れも無いはずなのに、ヒロインパワーとでも言いたいのでしょうか。

とにかくヒロインがあれこれやっているなら、仕事はもちろんのこと、家事中の姿も見せるべき。今日の花子は、周囲には目が行かず、自分の思うようにならないと、ふくれて抵抗するか、そのまま突き進むかの困った40歳前の女です。これで良いのでしょうか???

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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
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第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
103 104 105 106 107 108
第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
115 116 117 118 119 120
第21週「ラジオのおばさん誕生」
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