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花子とアン (第124回・8/21) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第21週『ラジオのおばさん誕生』【第124回】の感想。


花子(吉高由里子)がラジオの語り手を始めて一週間たったある日、蓮子(仲間由紀恵)がある女性を連れて村岡家を訪れる。そのしょうすいした女性がもも(土屋太鳳)であることに気づき、驚く花子と英治(鈴木亮平)。北海道で幸せに暮らしているとばかり思われていたももは、すっかりやつれていた。夫を亡くし、北海道での生活に耐え切れずに逃げ出してきたことを聞いた花子は、何も気づいてやれなかったことを悔いる…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

初の蓮子の有効活用かも!?

これまで蓮子(仲間由紀恵)の存在理由は、ヒロイン・花子(吉高由里子)の存在感を薄めつつ、作家の自己満足を満たすだけだと思っていた。しかし、今回初めて脚本上で有効活用されたと思う。

もちろん、もも(土屋太鳳)が偶然に花子のラジオを聞いて家出の決心をし、その相談先がこれまた偶然に蓮子とは、全くつくり話も甚だしい展開だ。しかし、こう考えてはどうだろう?

過剰な語りで処理するよりはずっとマシ!

この作家なら、語りで「ももは辛い北海道の生活から逃げて花子のもとを訪ねてきました」と一発で処理して、視聴者に脳内補完させる手も十分にあるのだ。しかし、今回は蓮子の「女性も自らの人生を生きて良い」と言う記事や女性を救う活動のことまで、ももや英治(鈴木亮平)の台詞で描いた。

冒頭の「花子は翻訳家として活躍する一方…」の語りの処理に比べたら、格段によいテレビドラマ的表現だと思う。と言うか、これが本来の映像表現だと思う。なにせ、描くべきを端折り、必要のない部分を詳しく描く、これまでの本作と比べたら、偶然に次ぐ偶然だろうと登場人物たちの台詞で描こうとした努力は認めたい。

せっかくなら、ももにも台詞を分ければ良かったのに…

ただ、出来ればいくら劇中で過剰な程にやつれているとは言え、もう少しももの台詞も挟んで欲しかった。やはりこの辺は、蓮子が作家の自己満足を満たす材料で、作家がももにはさほど思い入れが無いと言う証拠だと思う。こう言う雑なのは改善すべき。

「花子の家事の負担を減らす」って?お茶入れただけのに…

褒めた直後に裏切るのも中園ミホ先生の得意技。ラジオ局での花子への局員の対応は台詞と演技で十分わかるのに、過剰な語りで意味無き補完だらけ。そして、ももが台所でガスコンロを見つけるシーンで、また病気が始まった。

英治の「花子さんの家事の負担をなるべく減らして」と言う台詞だ。毎朝繰り返している私でも、今日花子がお茶を入れるシーンを久し振りに見て「これ位はやるんだ」と思ったくらいなのに、どうやら英治の目には、毎日忙しい仕事の合間を縫って家事をやっている花子が映っているらしい。

結局。相変わらず雑な15分間だった…

早速、脳内補完しておかなければいけい訳だが、ここで根本的な疑問にぶち当たる。それは今日の15分間を観ても、ヒロインに関わるエピソードは基本的にブツ切れに切り貼りし、本人以外の登場人物や語りでそれを補完し、蓮子の部分はご丁寧過ぎるほどの過剰描写。このバランスの悪さ、もうどうにもならないものか?それが修正されるだけでも、だいぶ違うと思う…

あとがき

「なぜ、ももだけ不幸になるの?」と脚本に苛立つ人もいると思いますが、史実では梅子(もものモデル)を花子さんが引き取り、ももに“みどり”と言う子が産まれて、花子が養女にするんですね。なぜ、みどりさんの出生を脚本でいじるのかは共感しかねますが…

でも、ドラマに戻ると今のももは妊娠しているように見えませんから、来週の『新しい家族(私の勝手な仮題です)』で誰かと出会って結婚・出産すると思います。そのために、ももは自分で北海道から逃げ出さないと、東京で話が進まない。そんな程度の発想だと思いますよ。
拍手コメントへ返信 (2014/8/20の分) いつ頃、花子と『赤毛のアン』は出会うのか、“想像の翼”を広げてみた

うーん、残念です。折角サブタイトルからも、今週こそヒロインが中心の話になると期待したのに、肝心の「ラジオのおばさん」の喋るシーンは、歩くんの写真を見てるだけでブツ切れです。吉高さんが語りの演技が出来るかどうかは別にして、今後全国で人気を博す訳ですから、それに見合う描写はお願いしたいです。でも、また、語りで処理かな?

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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
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第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
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第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
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第21週「ラジオのおばさん誕生」
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