花子とアン (第123回・8/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第21週『ラジオのおばさん誕生』【第123回】の感想。


有馬(堀部圭亮)にしごかれてすっかり自信をなくした花子(吉高由里子)が帰宅すると、さっそく新型のラジオを買ってきた英治(鈴木亮平)が、近所の子どもたちと盛り上がっている所であった。子どもたちの期待のまなざしに、がっかりさせるわけにはいかないと焦る花子。その頃、宮本家では突如訪ねてきた吉原の娼妓・雪乃(壇蜜)と蓮子(仲間由紀恵)が緊張の面持ちで対じしていた。雪乃が訪ねてきた訳を聞いた蓮子は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

ラジオのおばさんになるまでの過程を端折ったから…

今日の花子が原稿を書き換えた件、劇中ではかなり唐突に有馬との対立として描かれてしまったが、当の村岡花子さんは「子どもたちに夢や勇気を届けよう」と出演を決め、「戦争の残酷さを子どもたちに伝えたくない」と9年間も続けた大役を降りた女性だ。

そう言う描写が端折られて、「歩がラジオが好きだったから」の一点を理由に喋っているしてるのがホント残念。仕事を受けるきっかけとしてだけであることを祈るばかりだ。もし良かったら、村岡花子さんの展示会のニュースをやっていたので、昨日のこの記事を読んでみて欲しい。

  首都圏ネットワークのリポート「花子とアンのモデルがラジオで伝えた思い」
  (2014/8/19) 感想
  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5945/

端折ってばかりの作者の自業自得なのだが…

もうここまでくれば、花子の人生は「花子の子どもたちへの思いの物語」であることは誰にでもわかると思う。もちろんその「子ども」には、5歳で急死した長男の歩も、近所の子どもたちも含めまっている。しかし、今作はそこの部分を完全に端折って描かなかった。

震災の後にちょこっとあっただけで、蓮子の子どもたちとの関わりもなし。もっと花子と子どもたちの関わりや、子どもたちへの思いを、翻訳作業を通してでも、震災の時でも、歩の死を通じてでも、もっとしっかりと描くべきだった。それが無い状態では、また花子は何の苦労もせずに周りがお膳立てされて新しいことに手を出したにしか見えない。ホント、もったいない…

あとがき

歩と花子のわずか5年間の母と息子の描写ですら数分しか見せられていない状態で、歩の亡霊が出てきても興醒めするだけです。もっと歩や近所の子どもたちとの交流や伝えたい思いを描くしかないです。今更で遅いかもしれませんが、語りや回想シーンで補完すべきです。
でないと、『赤毛のアン』も「何の苦労もせずに周りがお膳立てされて新しいこと」で終わる可能性は無きにしも非ずですよ。

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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
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第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
103 104 105 106 107 108
第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
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第21週「ラジオのおばさん誕生」
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