東京スカーレット~警視庁NS係~ (第6話・8/19) 感想
TBSテレビ系『東京スカーレット~警視庁NS係~』(公式)
第6話『都知事暗殺!?杏に指令…はめられた女優を守れ!』の感想。
都知事の芝浜(ラサール石井)がバイクの男に銃撃されるという事件が発生。大規模な捜査が行われる中、SPのおかげで無傷だった芝浜は、女優・鈴(森カンナ)が刑事ドラマの役作りができるようNS係に協力を要請する。いずみ(キムラ緑子)らは杏(水川あさみ)と宗介(生瀬勝久)に鈴の相手を任せ、都知事襲撃事件のヘルプに入ることに。新興宗教団体の施設で育ち、つらい人生を送ってきた鈴。彼女は何者かに命を狙われていて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
偶然の連続だが、刑事ドラマとしてはまあまあかな?
カルト教団の残党とねじ曲がったアイドルファンの犯罪を鈴(森カンナ)を中心に上手くくっつけたと脚本家は思っているのだろうが、基本的にぜーんぶ偶然に偶然が重なっただけのつくり話って感じが否めなかった。
特に、演出上で冒頭のステージガンにぶる下げたアクセサリーを妙に強調した分、ファンの逆恨みの事件解決が安っぽくなり、こんなことならファンの事件ははバッサリカットの方が良かったくらい。でも、二つの事件をアイドルの隠し子括りでまとめたのは悪くなかったと思う。特に、刑事ドラマとしては…
本作らしさが皆無なのは、早急に何とかした方が良い!
ただ、本当に残念なのは「NS係」が、どこぞの市役所の「何でもする係」みたいになって、本作らしさが皆無なこと。刑事ドラマとしてはそこそこでも、「NS係」の必然性は薄いし、水川あさみさんは置いといて、生瀬勝久さんとキムラ緑子さん(なんてあんな髪型で!)と言う2大個性派俳優がほぼ出ずっぱりなのに存在感が薄いってダメでしょ。
結局、このドラマでないと観られないものが無いのが最大の欠点。今日の話だって、いろんな人が動いているが、実質上は杏(水川あさみ)が一人で気づいて行動しただけで二つの事件が解決しちゃってる訳だから、これでバディとか「係」とか言われても説得力が無い。
あとがき
何なんでしょう、本作の表面的な安っぽさって。刑事ドラマの物語としては悪い方ではないと思いますが、カット割りや美術やロケやセットなど、テレビから放出される安っぽさが半端無いです。私には予算が原因のようには見えません。きっとつくり手のセンスの問題。何とかならないですかね。
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