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花子とアン (第119回・8/15) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第20週『海にかかる虹』【第119回】の感想。


花子(吉高由里子)の姿が見えなくなり、英治(鈴木亮平)は心当たりのある場所を片っ端から探し始める。宮本家を訪れた英治から事情を聞いた蓮子(仲間由紀恵)は、浪子(角替和枝)の言葉に背中を押され、英治とともに花子を探す。探しあぐねた二人が家に戻って来たところへ、子どもたちに囲まれた花子が戻って来る。花子は、英治より先に目が覚めて散歩に出かけていたと話す。その様子を見ていた平祐(中原丈雄)は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なぜ、いつも“語り”は語り過ぎるのか?

今日は冒頭10秒からツッコミどころか?こりゃあ嵐の金曜日(古っ!)になるぞ。
   語り「翻訳の仕事を完成させた花子は…」
ここは「翻訳の仕事を終えた花子」で良いだろうに。確かに「翻訳は完成した」と思うが、仕事まで完成したと言われてしまうと、あの10日間が締切だった『VOICES OF THE BIRDS』の翻訳ってそんなに大作で、翻訳も苦労に苦労を重ねたって感じがしちゃうじゃないか?

こうして何気に語りで“盛る”のも作者お得意技なのは十分承知だが、とにかく語りで修飾する前に、映像で見せろ!って話…

村岡家と宮本家はご近所なの?

流石に今日は嵐の金曜日だ。もう30秒には二つ目のツッコミどころが登場。私は宮本家は電報を送るような村岡家とは遠く離れた所にあると勝手に脳内補完していたのだが、9/2の残暑もまだ厳しい時期だろうにに英治(鈴木亮平)が息は切れても汗もかかずに走って来れる距離とは知らなんざ…
メインタイトル後に蓮子(仲間由紀恵)も和服で走ってきたから、意外に徒歩10分以内かも?

唐突に、死人に順位を付けるような台詞はやめて!

   花子「仕事なんかしないで、海に行けば良かった」
もうこの台詞は完全にこれまでの物語と整合性がとれないおかしな台詞だ。いや、普通のドラマなら、また現実の話でも、息子が急死したのだから母親として後悔するのは至極当然の話。

しかし、一人息子が亡くなったこの場面で、花子の後悔をほぼ初めて描くのはおかしい。これまでも他人の不幸を肥やしに創作意欲を育てるヒロインだから、これまでもたくさん死んだり不幸になった人たちがいた。

ここで死人を列記してお悔み度をチェックしたりはしないが、死人に順序を付けるような台詞をなぜ書くのか。もちろん、のちの海へのシーンへの誘導なのは承知だが、それとしてもやはり悪趣味。普通に蓮子が「歩ちゃんの行きたかった海に行ってみない?」で良かったろうに…

宗教、教育、文化等をしっかり描くべきだった…

人間の人格形成に最重要だし、特に今作の主人公の人生を描くなら、信仰宗教の描写は丁寧にするべきとも、童話作家の人生を描くなら幼少期からの教育や文化との触れあいや、卓越した言語能力や創造力をしっかり描き込むべきと、何十回と書いてきた。そして、それら大切なことがすべて適当に描かれ切り貼りされてきた。

だから、昨日描かれた“歩の死”が花子の人生に与えた影響力の計り知れないであろう大きさが、全く伝わってこない。蓮子と英治もフォローして花子の湧きあがる創作意欲を表現した訳だが、私にとっては全部“後出しジャンケン”“後付け説明”にしか見えなかった。

歩と花子の親子をもっとしっかり描くべきだった…

更に気象学的にどうかと思う夏の快晴の海に虹を合成し、『海にかかる虹』に強引に繋がるのも、もはや必要かと思う程の無駄エピソード。こんな所に労力を使うなら、もっと花子と歩を描くべきだったと思う。

近所の子供にお話を聞かせて、“花子の子ども好き”アピールしたって、我が子とのふれあいのシーンが無ければ響かない。こんなにも花子にとって重要な出来事なら、急に生まれて5歳になって亡くなった歩をなぜもっとしっかり描かなかったのか。ホント、切り貼りと後付けばかり…

あとがき

“雨降らし”に予算がかかるのはわかりますが、快晴の海に虹はないですよ。夏休みの子どもが信じちゃいますから、ここは最後の海側からの空撮カットを諦めて、海辺で急に天気雨が降って来て、夫婦が少しびしょ濡れの中で、歩の思い出話やら夫婦の会話やらをすれば良かったのになあ。

蓮さまは濡れないから、仲間さん関係者も了解するでしょうしね。だって、宮本家から走って村岡家に来た時は持っていなかった日傘がありますから。って、おいおい。あの日傘、花子に自分だけ借りたのか?それとも一度取りに帰宅したのか???

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【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
1 2 3 4 5 6
第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
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第19週「春の贈りもの」
109 110 111 112 113 114
第20週「海にかかる虹」
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花子とアン 第119回

内容 翻訳の仕事を終えた直後、花子(吉高由里子)が家からいなくなる。 英治(鈴木亮平)は、捜し回るが、見つからず。 やがて、花子が。。。。 敬称略 メンドーなので、いつも以上に。。。ダラダラと。。。 英治。。。かよ、蓮子のところへ、走って捜しに行って...

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