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映画「STAND BY ME ドラえもん(2D)」 感想と採点 ※ネタバレあります

映画「STAND BY ME ドラえもん」
映画 『STAND BY ME ドラえもん(2D)』 公式)を本日、公開初日に劇場鑑賞。採点は、 ★★★★ (5点満点で4点)。100点満点なら75点にします。


ざっくりストーリー

東京郊外に暮らす勉強も運動も何をやらせても冴えない小学生ののび太。ある日、22世紀から孫の孫にあたるセワシとネコ型ロボット・ドラえもんがタイムマシンでやってくる。実はのび太が作った借金が原因で、セワシの代まで苦労させられていた。

そこでセワシはのび太の未来を変えるために、のび太の世話係としてのび太を幸せにするまで22世紀に帰れないと言う「成し遂げプログラム」をセットして帰ってしまう。こうしえのび太の未来を変えるドラえもんとの日々が始まる…

私からドラえもんを奪った「さようならドラえもん」…

私が漫画『ドラえもん』に出会ったのが、てんとう虫コミックス第1巻(1974年8月)を小学生の頃読んだのが最初だと思う。そして、漫画のドラえもんと別れたのが第6巻(1975年1月)。これは第6巻に収録されている『さようならドラえもん』にショックを受け泣いて悲しみ、それ以降の漫画を買っても読んでもいない。

40年ぶりにドラえもんに再会しようとさせた予告編!

もちろん、テレビアニメも1973年に放送されたシリーズしか観ていないし、劇場版映画は1本も観ていない。だから、私は決してドラえもんファンではない。しかし、私からドラえもんを奪った、のび太とドラえもんとの別れを描く『さようならドラえもん』が3DCGで描かれそうな短い予告編を観て、約40年ぶりにドラえもんに再会しようと劇場に足を運んだのだ。


ネタバレが含まれますので、ご理解の上、“続きを読む”よりお進み下さいませ。

ここからネタバレあります!














タイトルの「STAND BY ME」が秀逸!

実は、映像よりこの『STAND BY ME ドラえもん』と言うタイトルの方が秀逸だと思っている。「STAND BY ME」は人それぞれの解釈が出来る“命令文”だ。「君を頼りにしてるよ」「(あとで君の力を借りるかもしれないけれど)まずは自分でやってみるよ」「倒れちゃいそうな時には支えてね」「応援して」といろいろな意味に取れる。

のび太にとってドラえもんはどういう存在だったのか?それは観る人によって、また各エピソードによって違うと思うが、敢えて英語で『STAND BY ME』としたところに、ちょっとした近未来感や日本語には無い曖昧さが隠れており、あれこれ想像をめぐらすことが出来るタイトルとして素晴らしいと思う。

新しいドラえもんを観る気分で観よう!

私はドラえもんファン(と言えるかどうか)として中途半端だが、実はそう言うスタンスで本作を観るのが一番楽しめるのではないかと思う。

要は、妙に『ドラえもん』と言う作品に関して、のび太の他力本願の依存体質を許すドラえもんはどうだとか言う大人目線や、昔の声や画風の方が良かった的な懐古主義で、本作を観て評価するのは違うような気がする。

本作は確かに、『未来の国からはるばると』『さようならドラえもん』『雪山のロマンス』『のび太の結婚前夜』と言う4大名作エピソードが中心に描かれているが、今作の面白いのはそれらを一度バラして、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかとの愛が再構築されて描かれていることなのだ。

本作は新解釈などない。だからこそ、自分が子供の頃に毎号楽しみにしたコミックや、毎週ワクワクしたアニメを観る感じで、当時のような純粋で柔軟で豊かな心で観ると良いと思う。きっと子どもの頃に気づかなかった新たな“何か”を発見できる。

劇中の近未来の“さじ加減”がちょうどいい!

本作が、3DCGで描かれるこれまで見たことの無いドラえもんの登場人物たちの造詣や意匠、登場人物たちの舞台となる写真のようなリアルなミニチュアで構築された現実の世界と手書き漫画のデフォルメさを活かしたCGの近未来の世界が幾度も切り返して登場する。そこで私が「こう言う表現って良いな」と思ったことがある。

それが、「のび太の結婚前夜」を中心に構成された部分の未来の様子だ。私は詳しくないが、原作と比較せずに言うと、本作での“現代”は1970年代後半って感じ。となると、のび太の結婚前夜は2000年より少し前ってことになる。

しかし、本作での2000年の東京都心では、自動車が空を走り、高層マンションには空中庭園があり、腕には裸眼3Dディスプレイの携帯電話がありと、2014年の現在でも夢のまた夢の世界として描かれる。これがいい。

ボクらが子どもの頃には、大人になったら自動車からタイヤが無くなってたり、腕時計でテレビ電話が出来たり、世界中どこにでも行けるようになると信じていた。そんな1970年代の子どもたちが夢見た近未来の日本が、劇中で再現されたことへの喜びもひとしおだ。

あとがき

妻と観終わった直後に交わした言葉が、「この映画、全然面白くない!」でした。この意味がわかる方なら十分楽しめると思います。最近少しドラえもんから遠ざかっていた人も初見の人も、構成がしっかりしているので大丈夫です。いろんな世代がいろんなシーンでグッとくる映画だと思います。

できれば、のび太の優しさや人柄の良さに触れるエピソードがあと一つあったら、『のび太の結婚前夜』でのしずかのパパの台詞に説得力が増したと思いますけれど。でも、95分と言う上映尺を考えると、これ以上増やすのは得策でないですね。最後に、久し振りにドラえもんにどっぷり浸かって清々しい気持ちになりました。

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