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「信長のシェフ」の演出家のジレンマにジレンマを感じる!

「信長のシェフ」の演出家のジレンマにジレンマ!?

『信長のシェフ』、ゴールデン進出のジレンマ ニュース-ORICON STYLE-
http://www.oricon.co.jp/news/2040708/full/
の記事を読んで、メイン監督の田村氏と一視聴者としての私の感想とのズレについて書いてみる。もちろん、私は深夜枠時代からの同ドラマのファンで、今でもこの続編に期待しているからこそ感じてしまう感覚の差があるのだ。

丁寧につくられているのは伝わっている!

深夜ドラマから引き続きメイン監督を務めるテレビ朝日の田村直己氏は「今シーズンから観てもわかりやすいように意識しましたが、原作漫画へのリスペクトもあるし、『戦国のキュイジーヌ!』といった決めゼリフをはじめ、作品の作りに関しては深夜帯で好評だった部分はあえて変えずにやっている」と話す。

これは深夜枠からのファンは承知だと思うし、新規の視聴者には今作の丁寧な脚本と演出なのも伝わっていると思う。つくり手も視聴者も同感なら、これが視聴率に伸び悩む原因で無いことは一目瞭然だ。

ゴールデンと深夜のいいとこどりではダメだと思う!

大河ドラマと比べて『信長のシェフ』が「『ちゃち』と言われるのは正直ショック」と、田村氏は本音を吐露。「東映京都撮影所の時代劇スタッフが、優れた技術と情熱を結集して作っているし、美術セットや小道具、衣装など、今まで使われてきたもの。ある意味“本物”です」とアピールする。

確かにNHK大河と比べれば安っぽさは否めないが、SFチックなドラマの割にしっかりした時代劇セットで描かれている点は深夜枠から変わらないのだから、そこが原因なら、やはり魅せ方の工夫が足りないと言うことになる。

私は、夜の8時と11時過ぎでは観る側の気持ちが違うと思っている。特に平日の夜8時から家でテレビドラマを観(られ)る人は「深夜ドラマじゃないんだから」と観るだろうし、深夜に観る人は「深夜だから」と観ると思う。だから中間地点を描けば良いと言う話だとは思わない。

軽い台詞の言い回しで、主人公の葛藤まで軽くなってる!

信長たちのセリフも「あえてわかりやすい言い回しにした」と説明する。若い世代には「時代劇特有のセリフの意味がわからない」と敬遠され、現代の言葉に近いと往年の時代劇ファンから「軽い」と見下される。

今作も、第1話は初心者向けにやや硬めだが丁寧に解り易く、第2話は既存ファン向けに気楽に楽しめる雰囲気を重視して上手く仕上げたと思っている。因みにどちらも監督は既出の田村氏だ。雰囲気が違ってきたのは、演出が『2』から参加の猪原達三氏に変わった第3話からだ。

第3話と4話が『1』から違う点が2つある。1つは、『2』になり歴史上の偉人が多数登場するようになり、その中で渡り歩く“戦国のキュイジーヌ”として主人公のケン(玉森裕太)が若過ぎると感じてきたこと。お蔭でつくりものっぽさがより前面に出てしまったのでは…

2つ目は、肝心の料理が供されるまでの過程が、『1』ではケンと夏(志田未来)が一緒に悩み考え工夫して、信長(及川光博)からの命令を乗り越える所に心が動かされたのだ。しかし『2』になると、ケンも信長の手の内を読むのが速くなり、意外にあっさりメニューも決まるし、夏も手慣れた助手のように手伝い、まるで料理番組のように仕上がってしまうのは、ちょっと残念。

大人の事情を吹き飛ばし、新しい形を魅せて欲しい!

田村氏は「料理という切り口を加えて、京都の時代劇スタッフも、新しいことを取り入れつつ、時代劇が作れる喜びを感じてくれている。時代劇と現代劇の融合というか、京都の伝統と東京のやり方を融合できた作品。時代劇のちょっと新しい形は示せたと思う」と手応えを明かし、「今後も作っていけたら」と、これからの反響に一縷の望みを託す。

時代劇と現代劇の融合と言う部分では、つくり手以上に視聴者が期待している部分だし、少なくとも深夜枠では新しい時代劇の形だと思えたのは事実。しかし、『2』になりゲストは豪華に数も増えたが、その代りなのかスタジオ収録が増え、『1』のような臨場感や緊張感が薄まっている。演出上の撮影や編集や音楽で、もっと“新しい形”を魅せて欲しいと思う。

あとがき

さて、あと1時間もせずに、期待の第5話が放送されます。第4話が第5話のネタ振りで終わったのですから、今日の物語に期待します。そして、ケンを大量の豪華&個性的な脇役キャラ&俳優の中に埋没させずに、輝かせて魅せて欲しいと思います。

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【これまでの感想】
[1]最終回 第1話 第2話 第3話 第4話
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