HERO[2014] (第4話・8/4) 感想
フジテレビ系『HERO[2014]』(公式)
第4話『美鈴検事登場!お前は俺が守る』の感想。
関東と関西を股にかけた健康器具詐欺の被疑者・土井垣の担当になった宇野(濱田岳)は、京都地検の検事・美鈴(大塚寧々)と協力して取り調べを行うことに。以前、城西支部にいた美鈴に片思いをしていた末次(小日向文世)は、再会に喜びを隠せない。一方、久利生(木村拓哉)はマンホールのふたを盗んだ被疑者・飛田を担当するが、その飛田が千佳(北川景子)の知人と判明。久利生は千佳がかつてヤンキーだったと知り、からかう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
美鈴と馬場が知り合いだったやりとりって必要?
美鈴「馬場ちゃん、お久し振りだね」冒頭で『1』の共演者たちと懐かしい再会のシーンでの美鈴(大塚寧々)の台詞だ。今回で最も気になったのがこの台詞。何気に馬場(吉田羊)も美鈴の知り合いの設定になっているのだ。
検事と言う転勤族な仕事柄誰と誰が知り合いでもおかしくないのだが、このシーンで美鈴と馬場が知り合いなのは強引と言うか、やり過ぎと思う。今回のサブタイトル『美鈴検事登場!お前は俺が守る』だけでは解らなかったが、観終わるとかなりあざといタイトル付けであるのも解る訳だが…
美鈴の登場は懐かしく楽しい。でも必然性はあったか?
まず、『美鈴検事登場!お前は俺が守る』の前半部分だが、確かにシリーズのファンからしたら、旧メンバーが登場するのは楽しい。これもシリーズ化された楽しさだとも思う。しかし、『1』のメンバーを登場させて続編っぽさを表現するってのは、安易な手段ではないだろうか。
今後も旧メンバーがゲスト出演する可能性があるかもしれないが、今回のようなサプライズとしての面白さと、ドラマとしての必然性のバランスが悪くなるような登場なら無くても良いような気がする。いや、本来のドラマとしては邪道かもしれない。特に今回は千佳(北川景子)のくだりの仕上りが…
千佳のくだりが良く出来ていただけに…
特に今回は、新メンバーの中でも重要な役どころである千佳(北川景子)のくだりの仕上りが良く出来ていただけに、美鈴パートが邪魔していたように感じてしまった。千佳が元ヤンキーと言う設定、北川さんのキャラを上手く活かした面白いエピソードだと思う。他の新メンバーがまだキャラ固定していないことを考えると秀逸と言っても良い。
だって、この『2014版』は、私が期待していた新生・久利生(木村拓哉)の登場で魅せるのでなく、これまでと何ら変わらない久利生での続編ってことになっているわかだから、早急に久利生以外の部分での“新生”らしさを魅せるしかないのに、ここで旧メンバー登場と言うのが、嬉しいけど残念。そんな第4話だった。
あとがき
うーん、もう第4話も終わりましたから、新生・久利生(木村拓哉)の登場は無いですね。ただ年齢を重ねただけの久利生。全体的には今期のドラマの中でダントツに面白いですよ。でも、この強烈キャラの主人公の成長や変化を見たかった。ただそれだけです…
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