ドラマスペシャル「白銀ジャック」 (2014/8/2) 感想

テレビ朝日系ドラマスペシャル『東野東吾ミステリー 白銀ジャック 一通の爆破予告が、スキーリゾートを揺るがした。』公式)の感想。
なお、東野東吾氏の原作小説は未読。


安比高原スキー場。ゲレンデ統括マネージャーの倉田玲司(渡辺謙)は、滑走禁止区域に侵入した一人の暴走スノーボーダーを追っている。その脳裏には、一年前に起きた悲惨な事故がよみがえっていた…。
一年前、スキー場内の北月エリアで正規コースを滑っていた女性客が、滑走禁止区域から飛び出してきたスノーボーダーに激突され、死亡するという痛ましい事故が起きていた。夫と息子の三人でスキー旅行を楽しんでいた際の悲劇。鮮血で赤く染まる雪面と、夫の悲痛な叫び、呆然と立ち尽くす息子の姿は、今も倉田の記憶に鮮明に残っていた。逃走した犯人は今も捕まっておらず、以来、北月エリアはクローズされたままだ――。
結局この日、倉田はスノーボーダーを取り逃がしてしまう。倉田を振り切るとはよっぽどの腕前だ。まさか、一年前の犯人だろうか…。
翌日、スキー場に一通の脅迫メールが届く。「環境破壊の慰謝料を請求する」というこじつけのような主張で、「三千万円」という中途半端な金額を求める内容は、一見、悪戯メールのようでもある。しかし、「ゲレンデにはタイマー付きの爆弾物が仕掛けられている」という一文に、倉田は緊張する。本当に爆発すれば、周囲の客だけでなく、雪崩が発生して大惨事となることは必至だ。倉田は、客の安全を考え、即刻スキー場の閉鎖と警察への通報を社長に提案する。しかし、経営を優先する社長の筧は倉田の意見を却下。犯人の要求に応じる構えだ。スキー場の売却を密かに画策する筧には、事件を公にしたくないとの思惑があるらしい。一介のサラリーマンである倉田に、抵抗の余地はない。せめて、事件に客を巻き込まないよう努めるのみだ。そして三日後、スキー場のすべての客を人質に取った卑劣な身代金事件の取り引きが、ついに始まる…!!
---上記のあらすじは[公式サイトのあらすじ]より引用---

最大の見所は、エンドクレジットの謙さんのスキー!

広末涼子さん目当てで録画鑑賞。と言うことでファン目線だから出ていれば良いレベルでOKのつもりだったが、結局終わってみれば、出演者が豪華と言う点と、エンドクレジットで渡辺謙さん演じる主人公・倉田玲司が、見事スタント無しで華麗にスキーを滑り、最後に見せる笑顔が最大の見所だったとは、何とも残念…

警察不介入だから、被害者も捜査も○○も全部身内!

オンシーズンのスキー場に時限装置の付いた爆発物が設置され、ゲレンデを運営するホテルが脅迫されると言う状況設定なのだが、いくらお約束とは言え、最後まで警察が介入しないのが最大の謎、と言うか違和感。

これによって、全部調査も捜査も○○まで全部身内。最後に犯人が法的に裁かれるのかどうかもうやむやで終わってしまう。いくらスキー場を舞台に人間ドラマを描きたいと言う原作か知らないが、法治国家として警察の“け”の字くらいは登場させないと、流石に現実味が薄過ぎる…

真夏にスキーのドラマなのに、スキーが活躍しない?

では、スキー場が舞台のドラマだから、スキーやスノボやスノーモービルのシーンも見所の一つになるはずだが、確かに冒頭に書いたエンディングでのロングショットで渡辺謙さんのスキー一式を身にまとった佇まいは、流石に世界のケン・ワタナベ。スキーが出来る人の立ち居振る舞いだ。

勿論、岡田将生さんや広末涼子さんらも、立っている姿やスノーモービルに乗り込む部分ではそれなりに見えたが、滑ってるシーンは意外と普通のスタント。更に自前で捜査してるから、犯人を追う手段が基本的にスキーかスノボってのもしょぼい。結局、警察を介入させないから、どうしても事件に捻りが足りない。

犯人の動機も釈然としないまま終了…

最後まで良く解らなかったのが犯人の動機。自分が殺した被害者の思いが残っているゲレンデを潰したくないから…みたいなことを、いとも簡単に説明して下さるのだが、爆弾犯になってまで被害者家族の気持ちに沿うなら、最初から自首しろって話。

あとがき

二度観て思ったのですが(広末さんのファンなので)、登場人物が多い割に、プロット上も映像的にも一人一人の役どころが不明瞭なんですね。似たり寄ったりで区別がつかないような登場人物もいて。

だから、豪華キャストは出演していますが、キャラクターが立ってい無い上に、全部身内で警察不介入で済ませたのが、現実味と緊張感の無さに繋がっている、そんな作品でした。せめて冬に放送すれば良かったのに…

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