ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

花子とアン (第104回・7/29) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』公式
第18週『涙はいつか笑顔になる』【第104回】の感想。


花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子(仲間由紀恵)。涙ながらに我が子を抱く蓮子だが、園子(村岡希美)によってすぐに乳母の元へ戻されてしまう。その仕打ちに花子は怒り、蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、葉山家を後にする。花子の報告を聞いた龍一(中島歩)は、妻子と再会できた時のため、英治(鈴木亮平)から父親としてのある手ほどきを受けることに…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

火曜日の花子は必ず話題を提供してくれるはず!

先週から火曜日は、花子がヒロインを主張するようなワザとらしい言動をし、そこがツッコミ祭りになるのだが、やはり本日も例に漏れなかった。まず冒頭からた蓮子(仲間由紀恵)へ『あまちゃん』以来久し振りの「あんたは落武者か!」のツッコミを入れてからのスタート。今日も花子はやってくれます。

今日の花子の6大名言集!

「私、こんなの許せないわ。赤ちゃんを母親から取り上げるなんて」
いや、蓮さまはそうされてもしょうがないことをしたんだよ。

「今度こそ、幸せな家庭を作るって、蓮さま、言ってたじゃない」
そんな睨むように言わなくたって良いのに。自業自得なんだし、何より落武者状態の蓮さまが可哀想だよ。

「龍一さんは親子三人で暮らす日のために、弁護士の勉強を頑張ってるわ」
つい最近までは、本業の勉強せずに、演劇と駆け落ちと子どもの名前を考えてたけど。

「蓮さまももっと気持ちを強く持って。女は弱し、されど母は強しよ」
蓮子の方が何倍も花子(吉高由里子)より気丈だと思うぞ。まあ、「女は弱し…」はフランスの作家、ヴィクトル・ユーゴーの言葉の引用だが、我が子を夫に任せて偉そうに言ってるだけにしか見えないのが残念無念…

「もし希望を見失いそうになったら、想像のツバサを広げてみて」
いやあ、久振り登場の“想像のツバサ”。でもなぜ2人分とは言わずとも、空想の映像をチラリとでも入れたらテレビ的なのに。花子の語りで補強されても、こちらは想像でなく脳内補完だから、その演技力では厳しいよ。

「夢は諦めた時に、消えてしまうのよ。決して諦めないで」
ディズニー映画みたいなことを言ってるのだが、未だこれと言った夢が描かれていない花子が言っても説得色が無い。しかし、どうやら蓮さまにはグイッと心に響いたようで、ここは素直に「腹心の友の言葉だから」と脳内補完しておこう。

伯爵夫人の入室のタイミングの良さと花子の身勝手さに、最終回並みのエンディング!

そして、園子(村岡希美)のグッドタイミングで入室。きっと廊下で話の腰を折らないように気遣いして下さったのだろう。なんと優しい園子さま。なのに、完全な部外者は幽閉の解除を要求だけしてあっさり退場。
そして最後は、蓮さまの勇気を貰った風の笑顔にBGMも最大級のおもてなし。まるで最終回並みのエンディング。まだ6分半しか経ってないのに?

残りの13分は英治のイクメンシーンで時間潰し!?

予想通り残りの13分は時間潰し。花子が葉山家での出来事を“かなり盛って”説明し、非常識レベルで龍一(中島歩)が答え、かよ(黒木華)たちもも話を合わせる茶番会話劇、いや会話劇。

それに気になるのが郁弥(町田啓太)のキャラ。英語かぶれなのは良しとして、甲州弁かぶれになってるのは、単なるお調子者にしか見えないのが残念、いや腹立たしいばかりなのだが…

あとがき

今さら言ってもしょうがないですが、第1回から昨日の第103回まで、子育てと言うシーンがほぼ欠落しています。かよやもも(まだ北海道にいるのか?)がおんぶしたり、はなも幼少期の子守りのシーンはありましたが、ふじが子育てしている印象もないし、こと花子に限って言えば子育て・育児のシーンが意図的にカットされてるようにさえ感じます。

そんな状態で、今日になって急に「女は弱し、されど母は強し」と言われても全く説得力がありませんし、そう言った後に、だいぶ時間は経ってるはずなのに余所行きの着物を着たまま旦那に子育て依存って???

また、吉太郎(賀来賢人)に標準語で事後報告し、お兄やんへの感謝の言葉は甲州弁と、わかるようなわからないような方言の使い分け。本作は、児童文学の翻訳家の女性の物語だからこそ言葉選び、言葉遊びには細心の注意が欲しいんですけど、そこも中途半端。

内容は全体的にブツ切れで薄くて、特にヒロインの恋愛から結婚、出産、育児過程はほぼショートカットで、今や仕事すら描かれていない状態。本作って、誰のどんな物語を描こうとしているのか益々わからなくなりました。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック
白蓮れんれん (集英社文庫)
アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)
村岡花子童話集 たんぽぽの目


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5859/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/402798175.html でも、TB受付けております。


【これまでの感想】
第1週「花子と呼んでくりょう!」
1 2 3 4 5 6
第2週「エーゴってなんずら?」
7 8 9 10 11 12
第3週「初恋パルピテーション!」
13 14 15 16 17 18
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
19 20 21 22 23 24
第5週「波乱の大文学会」
25 26 27 28 29 30
第6週「腹心の友」
31 32 33 34 35 36
第7週「さらば修和女学校」
37 38 39 40 41 42
第8週「想像のツバサ?」
43 44 45 46 中間総括 47 48
第9週「はな、お見合いする」
49 50 51 52 53 54
第10週「乙女よ、大志を抱け!」
55 56 57 58 59 60
第11週「グッバイ!はな先生」
61 62 63 64 65 66
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
67 68 69 70 71 72
第13週「その恋、忘れられますか?」
73 74 75 76 77 78
第14週「ゆれる思い」
79 80 81 82 83 84
第15週「最高のクリスマス」
85 86 87 88 89 90
第16週「あなたがいる限り」
91 92 93 94 95 96
第17週「腹心の友ふたたび」
97 98 99 100 101 102
第18週「涙はいつか笑顔になる」
103

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

「花子とアン」第104回★村岡英治のイクメン講座

連続テレビ小説「花子とアン」 第104回(7月29日) ザンバラ髪に白い着物で「死に装束をまとった落ち武者」みたいな蓮子が赤ん坊を抱いて「純平…お父様が付けて下さったのよ。すてきな名前ね。」 仲間由紀恵、朝から演技が豚骨ラーメンのように濃い。 蓮子から赤ん坊を取り上げる葉山園子。 花子が抗議するも園子は「乳母が育てるのは華族の家のしきたりです。」 なるほど。蓮...

花子とアン 第104回

内容 醍醐(高梨臨)のアドバイスで、 蓮子(仲間由紀恵)に会うことが出来た花子(吉高由里子) その事をきっかけに、蓮子も我が子と会うことが出来たのだが。。。 敬称略 で、誰が主人公? そこは、とりあえず、横に置いておくとしても。 花子が長々と蓮子に語...

NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第104回 感想

花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子(仲間由紀恵)。 涙ながらに我が子を抱く蓮子だが、園子(村岡希美)によってすぐに乳母の元へ戻されて しまう。その仕打ちに花子は怒り、蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、 葉山家を後にする。 花子の報告を聞いた龍一(中島歩)は、妻子と再会できた時のため、英治(鈴木亮平)から 父親としてのある手ほどきを...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: