ゼロの真実~監察医・松本真央~ (第2話・7/24) 感想
テレビ朝日系『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(公式)
第2話『女監察医解剖代は5000万!!遺体が語る隣人の秘密…』の感想。
真央(武井咲)は、28歳の男性・明の遺体を解剖する。アパートの自 室で死んでいた明のノートには遺書とも読める文章が残されていたが、自 殺の痕跡が見当たらず、解剖に回ってきたのだ。しかし、解剖しても死因の特定はできず、真央は胃の内容物や血液を検査に回す。そして、足を運んだ現場で明の母親・典子と出会う。一方、刑事の屋敷(佐々木蔵之介)らの調べで、典子が明に5千万円の生命保険をかけていたことが分かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なぜ監察医に捜査させちゃうかなあ?
折角、新しい監察医のドラマを期待したのに、結局いつもの女性刑事が単独行動する普通の刑事ドラマ風に成り下がってしまった、そんな印象の第2話だった。第1話では真央(武井咲)の変人っぷりをかなり強調していたのだから、その延長線上で変人の監察医を描けば良いだけなのに、“事件に興味を持ったら監察医の枠さえ超えて捜査する”と言う変人さでは新鮮味が無い。
それに、わざわざ存在感抜群の敏腕刑事・屋敷(佐々木蔵之介)を配し、その刑事と違うアプローチで事件を解決するとカッコよく宣言する真央の上司・泉澤(生瀬勝久)まで配して、刑事と監察医の差を明確に表現しているのに、なぜ監察医に捜査をさせてしまうのか?第2話で初期設定が崩壊か?
口数の少ない主人公がどんどん埋没していいの?
とにかく本作の主人公は口数が少ない。それ自体が“変人キャラ”の一つなのは解るが、実質的にドラマの中で主人公が喋らないから、他の登場人物が喋って間を埋めることになる。そうなると、俳優の存在感や演技力の技量の差で、主人公がどんどん埋没する。
いっそ主人公をガラッと変えた方が面白いドラマになるのと私は思うが、このキャラ設定を変えるのは時既に遅し…残念。やはりキャスティングと脚本のキャラ設定のミスだと思う…。まあ、最後の屋台での恭子(真矢みき)との会話に望みをかけてみるしかないか?
あとがき
事件そのものもどこかで観たような話だし、同じ変人な監察医のドラマならテレ東の『ラストドクター』の方が良く出来てるし。そんなことで、第2話まで観て、生瀬さんら主人公以外が楽しいと言う印象しかありません。なので、次回の第3話で継続視聴するかどうか見極めます。
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第1話
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