東京スカーレット~警視庁NS係~ (第2話・7/22) 感想
TBSテレビ系『東京スカーレット~警視庁NS係~』(公式)
第2話『最高に幸福な殺人事件』の感想。
新設されたNS係の初仕事はバラバラ遺体の捜索。金欲しさに遺体の遺棄を請け負ったと自首した小田(梶原善)によると、謎の女の指示で男性の遺体を切断し、4カ所に分けて埋めたという。手分けして捜索する中、杏(水川あさみ)は山中で腕の骨を発見。 だが、残る3カ所は何者かに掘り返されていた。早速、身元の照合が始まるが、掘り返された場所に自宅兼仕事場を建築予定の漫画家・夢野(高橋洋)が苦情を言いに来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1話の期待は崩壊寸前…
いきなり始まった外人記者による取材シーンも意味不明、会話の途中からフェードインしてくる主題歌とメインタイトルも不自然。冒頭6分で今回は強引な展開の匂いがプンプンって感じ…。初回を観た限りでは、本格的刑事ドラマになりそうだったのに早くも腰砕けか?
ストーリも捻れば良いってものじゃない!
確かに物語自体は、捻りに捻りまくって、作者が工夫も苦労もしたのはわかる。寂れた田舎町の財政を一手に引き受けている高額納税者の漫画家を引越しさせないためのその田舎町を捨てた品現たちの犯罪ってモチーフまでは良いと思う。上手く描けば美談にもなるしってことだろう。
ありえない尽くし…
しかし、まず事件そのものが強引過ぎる。特に交通事故で失った腕のくだり。腕って病院に保管してあるんじゃ?そこをクリアしても、他人に自分の片腕の埋めた場所を教えるって???
加害者たちが年越しまで事件が解決しないこと祈るのも、納税地が1月1日にどこに住んでいるかで決まるからってのも???新居が完成しなければ納税地は村でしょ?永久に新居を完成させない犯罪ならまだしも、その辺も中途半端…
あとがき
中盤の刑事たちが川辺に集まって事件に違和感を覚え始めるシーンの雑な演出も残念極まりない。きっとスケジュールの忙しい生瀬さんとキムラさんらを一堂に会すシーン(後半の犯人を追い込むシーンも)が、よーいどんで全員で芝居を始めてささっと切り取ったみたいな演出に興醒めしてしまいました。
水川さんの声も相変わらず聞き取りにくいし、キムラさんの髪型も気になるし、前回に抱いた良い印象がガラガラと音を立てて崩れ始めた、そんな第2話でした。いくらフィクションとは言え、もう少し現実味のある事件で魅せて欲しいです。取り敢えず第3話は観てみます。
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第1話
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