東京スカーレット~警視庁NS係~ (第1話・7/15) 感想
TBSテレビ系『東京スカーレット~警視庁NS係~』(公式)
第1話『夢の城…タワーマンション殺人事件』の感想。
麻布西署の刑事・杏(水川あさみ)は、仕事にやりがいを感じながらもセレブな恋人・トオル(黄川田将也)との結婚にも憧れていた。 一方、警視庁では女性幹部の登用を海外にアピールするため、ベテラン刑事・いずみ(キムラ緑子)を係長に据えたNS係を創設。 いずみは強引な捜査も辞さない刑事・宗介(生瀬勝久)らと高級マンション付近で起きた殺人事件を捜査中で、トオルがそのマンションに住んでいることから杏も協力するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
意外や意外。結構本格的刑事ドラマ!
いつも事前情報は最小限で第1話を迎えるようにしているが、本作についてはかなり事前に水川さん、生瀬さん、キムラさんらが番宣に出演されてるの見ており、特にお三方の楽しい雰囲気から、また単独行動で突っ走る若い女性刑事のドラマかな?程度の認識で観始めた。だが、意外や意外これが結構本格的刑事ドラマだった…
「相棒」スタッフが創る大人向けのTBSの刑事ドラマ!
それもそのはず。第1話の脚本は岩下悠子氏、演出は近藤俊明氏、番組の音楽は音楽は池頼広氏、そしてプロデューサーは須藤泰司氏と、全員『相棒』関係者なのだ。
だから、全編に漂う東京と言う巨大都市に潜んだ事件を…的な雰囲気も、若手刑事・鳴滝杏(水川あさみ)が孤軍奮闘しつつも、ベテラン刑事・阿藤宗介(生瀬勝久)がビシッと大人の手法で事件を解決に導き犯人にお説教的な構成も、最後に居酒屋で一杯ってくだりも、どことなく『相棒』風。
今年始まった「TBS系火曜ドラマ」枠らしくないと言うより、「TBS 月曜ミステリーシアター」風と言った方が正しいかも。その位にベタな刑事モノではあるが、とても丁寧に創られているし、大人が落ち着いて観ていられる安心感もあり、ユーモア要素や今どきの時代背景もしっかり描かれており、全体的にかなり好印象のドラマだった。
あとは、早くキャラが固定するのを待つのみか!
また。本作の舞台が、警視庁捜査一課に新設された“NS係”と言うこともあり、第1話でもあることから、まだまだ登場人物たちのキャラクター設定が見えて来ないし、定まっていない印象は受けたのは仕方がないと思う。
しかし、第1話の完成度から察すると、3人のリレー脚本の弊害さえ無ければ、キャラが固定化してくるのもそう遅くは無さそうで、意外に掘り出し物の刑事ドラマに育つかもしれない。
あとがき
番宣では水川さん、生瀬さん、キムラさんが関西弁で楽しそうに話していたのを見ていたので、劇中では全員標準語なのが面白かったです。
どうやら宣伝文句の「完全オリジナル、一話完結の東京を舞台にした新たな“ヒューマンな刑事ドラマ”」に偽りは無さそうです。次回にも期待します。
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