テレビ東京系『ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~』(公式)
第1話・初回2時間スペシャル『死人に口なしなんてない!変人監察医が紐解く最期のメッセージ転落死の美人モデルが生きている!?右手の硬直に秘められた謎!!』の感想。
監察医務院に赴任した薫子(相武紗季)は初日から、他人との関わりに難があり、「生きている人間より死体の方が楽」と言い切る指導医の秋田(寺脇康文)に振り回される。ある日、転落死したモデルの利香(夏菜)が搬送される。死因は多臓器損傷で、マネジャーに「さようなら」とメールを送っていたことから警察は自殺と断定。その夜、手帳を届けようと秋田を追った薫子は、たどり着いた場所が利香の転落したビルだと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
注目の2点は、はたしてどうだったか?
『2014年7月期 / 夏ドラマの期待度』で期待度★2つの本作。私の見所はズバリ寺脇康文さんの新境地と監察医ドラマとしての新鮮味の2点。さて、この2つはどうだったろうか?
寺脇さんの“亀山薫”は払拭できそうか?
結果的に、寺脇さんが『相棒』の亀山薫のイメージ払拭出来ているかと言えば、正直初回2時間を見ただけでは判断は厳しい。と言うよりも、もうこれは寺脇さんだけの努力でなく、脚本や演出と言った全体的な効果が発揮されないと難しいと思う。でなければ、結局は「寺脇さんは『相棒』の亀ちゃん役じゃないと面白くないね」から離脱できないと思う。
監察医のドラマとして新鮮味があったか?
もう一つの監察医のドラマとしてはどうだったろうか。こちらは正直言って、事件の骨子などはそれなりに工夫さて面白味を感じるものだったが、無駄話が多過ぎたのと、演技ベタな出演者たちによって、全体評価を下げざるを得ない。
個人的はもっと薫子(相武紗季)の出番を削って、主人公・秋田晋也(寺脇康文)の出番を増やして、秋田の変人ぶりで魅せれば良いのにと思う。それだけで安っぽさと既視感は無くなるのでは…
あとがき
言ってはプロのつくり手だちに失礼だと思いますが、この程度のキャストとゲストと脚本で初回2時間は単なる薄味の中途半端な料理を提供するだけで、ラテ欄の枠の占有度が倍になるだけで、逆効果だと思います。と言う訳で、折角の2時間枠を無駄にしたスタッフに今後の期待は難しそうなので、次回の1時間枠を観て継続視聴を決めます。予想の離脱率は70%位でしょうか。
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