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家族狩り (第1話・7/4) 感想

TBSテレビ系『家族狩り』公式
第1話・初回20分拡大『天童荒太原作の不朽の名作を大石静脚本、骨太なキャストで完全映像化』の感想。
なお、天童荒太氏の原作小説『家族狩り』は未読。


家族の介護問題で心の休まらない児童ケアセンターの児童心理司・氷崎游子(松雪泰子)は、虐待を受けている女児のことで胸を痛める。一方、目的もなく美術を教えている高校教師・巣藤浚介(伊藤淳史)は、恋人から結婚を迫られるが、家庭を持つことに抵抗感を覚えていた。 ある日、浚介の住むアパートの隣で、一家心中が発生。祖父と両親を惨殺した少年が自殺を遂げたもので、遺書も残されていたことから警察は無理心中事件と断定する。しかし、警視庁捜査一課の刑事・馬見原光毅(遠藤憲一)は、直感から、捜査に疑問を抱いていた。 3人は自らの家族の問題に向き合いながら、一連の事件に巻き込まれていく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

期待感と恐怖感は漂うが、散漫過ぎる!

どうやら3つの家族の物語が同時進行して、徐々に絡み合って行く。そんな感じのドラマのようだ。それに、サブタイトルの大袈裟さも相まって、「何かが起こりそう…」と言う期待感と「実は、既に始まっている…」と言う恐怖感だけは漂っている。

ただ、面白いかどうかはかなり微妙。まず、全体的に物語が散漫過ぎる。でも、この散漫さが「何かが起こりそう…」「実は、既に始まっている…」と言う“○○感”を漂わせるのに多大に関与しているから、たちが悪いと言うか微妙なのだ。

あとは構成と既視感の除去次第かも?

今回は第1話だから説明のために散らかった印象になるのはしょうがないとして、今後どうなるのかは、やはりこの3家族と上記の「期待感」と「恐怖感」のバランス次第で面白く化ける可能性はあると思う。

ただ、以前に同枠で放送した『黒の女教師(2012)』や『夜行観覧車(2013)』のように鳴り物入りで始まって、「期待感」と「恐怖感」を漂わせただけで終了したの前科もある。役者はそれなりに揃っているから、あとは構成と既視感の除去さえ上手く行けば…と言う感じだ。

あとがき

当初、期待度★1つにした理由はもっと家族のドロドロした内面を描くのかと思ったからです。でも実際は、既視感アリアリの普通のドラマでした。

それと、物語全体が週単位の連ドラ向きではないような気がしました。こう言うのは小説で一気に読んだり、映画で集中して2時間なりで描いた方が散漫さが無くなって観易いし楽しめるような気がします。そんなプロットに感じました。取り敢えず、次週まで様子見してみます。

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家族狩り一話感想

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家族狩り

初回の感想 

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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