映画「ニード・フォー・スピード(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし


ざっくりストーリー
天才的なドライビングテクニックとカー・エンジニアの腕を持つトビー(アーロン・ポール)は、かつてのパートナーのディーノ(ドミニク・クーパー)に仲間を死に追いやられ、裏切らて濡れ衣を着せられてしまう。
復讐を誓ったトビーは、非合法の高速で行動を疾走する危険なストリート・レース“デレオン”で勝つしかなかった。卑怯な妨害工作をするトビー、勝つためには手段を選ばないライバルたち、仮釈放中のトビー逮捕に執念を燃やす警察らを相手に、トビーは仲間たちと連携しながらゴールに向かってひた走る…
『ワイルド・スピード』と比べちゃうと…
やっと観てきた本作。映画の原案は、20年に亘って全世界で人気を博する同名のレーシングカー・ゲーム。そしてカー・アクション映画と言えば『ワイルド・スピード』と比較になるのは宿命だろうが、あちらが豪華有名俳優を揃えてCGバリバリのスーパーなカー・アクション映画としたら、こちらの出演者は地味だしストーリーも結構穴だらけで淡々と…
本作には、実車とスタントマンのカーアクションがある!
しかし、こちらにはあちらにない実車とスタントマンの命がけのカー・アクションがある。いや、それが本作の全てと言って良い。しかし、地面とタイヤの接地具合や車体の微妙な揺れ、そして空撮で埃の中を疾走するレースの臨場感は、CGを最小限に抑えたから創り得るリアルな車の挙動そのものだ。
超リアルに再現されたレプリカが走るから安心!
本作に登場する超スーパーカーたちは、本物でなく忠実に精巧に作られたレプリカ。それに、車好きならレプリカだと知れば、超高級車が次々と事故って壊れるのも安心して楽しめるってものだ。
メインの登場人物より、脇役の二人に注目!
車以外の見所と言えば脇役の二人。一人はイギリス人のバイヤーで実は車オタクの金髪美人のジュリア(イモージェン・プーツ)だ。トビーのレース参加までの大陸横断の運転に同行するジュリアが、知的で可愛いくて、その上度胸も荒っぽさもあって、淡々と進む物語(よく言えば、解り易い物語)の中に程良いメリハリをつけてくれていた。
もう一人がレースの主催者でレースをネットTVで生中継するザ・モナーク(マイケル・キートン)だ。ザ・モナークのハイテンションな実況中継が、物語を盛り上げる。何せ主人公を演じるアーロン・ポールが地味過ぎるし、仲間たちも楽しいけれど皆どこかで観たようなキャラばかり。もしこの二人がいなければ、映画そのものが大事故に遭っていたかも?
あとがき
最終的なレース“デレオン”に至るまでの道中が正に珍道中って感じで、公道を使った一般車両を巻き込んだカースタントはすごく楽しいです。メインの“デレオン”はもう手に汗握る攻防戦。観るなら絶対映画館で、いつもより前列の席を陣取れば、目の前を走り抜ける超スーパーカーに釘付けになれます。
今週末でほぼ劇場上映が終わってしまいそうです。もっと早く観に行って紹介すれば良かったです。観よう観ようと思いつつ見逃している方なら、行って損は無いです。お早めにどうぞ。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ニード・フォー・スピード [DVD]
ニード・フォー・スピード ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
ニード・フォー・スピード 北米版 /Need for Speed [Blu-ray+DigitalCopy][Import]
ニード・フォー・スピード 北米版 /Need for Speed [DVD][Import]
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5752/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/400778828.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- 映画「STAND BY ME ドラえもん(2D)」 感想と採点 ※ネタバレあります (2014/08/08)
- 映画「GODZILLA ゴジラ(2D・字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし (2014/07/25)
- 映画「ニード・フォー・スピード(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし (2014/07/01)
- 映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし (2014/06/29)
- 映画「テルマエ・ロマエII」 感想と採点 ※ネタバレなし (2014/04/29)