ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは出来れば本家blogへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

極悪がんぼ (第11話 最終回・6/23) 感想

フジテレビ系『極悪がんぼ』公式
第11話 最終回『波乱の最終回!最期の結束』の感想。
なお、原作漫画(田島隆/原作・東風孝広/作画)は未読。


薫(尾野真千子)はせっかく手に入れたアウトレットモールの利権を、入院中の小清水(小林薫)の指示で禿高にたった1千万円で譲ることになり納得できない。一方、公安の動きを読んだ冬月(椎名桔平)は所員を緊急招集し、次期総裁を目指す国会議員・銭山(武田鉄矢)が公安を使い、彼の裏の仕事を引き受けてきた小清水をつぶしにかかっていると話す。禿高のバックにも銭山がいた。小清水が意識不明の重体に陥る中、裏の仕事全てを記したファイルを託された薫は、それを切り札に銭山に挑む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

上手くまとまった最終回だった!

まずは、最終回の感想。いよいよ銭山(武田鉄矢)を型にハメたるって勢いの薫(尾野真千子)たちの騙し騙されの攻防戦。結果的に続編も匂わせた、(一応)ハッピーエンドで終了。冬月(椎名桔平)とキリコ(仲里依紗)のくだりとか小ネタも楽しかったし、最後の妖怪ジジイの底意地の悪さもパワーアップ。上手い形でまとめたと思う。

“月9”のプライドなんて、なんぼのもんじゃい!

スタッフのこんな台詞が聞こえてくるような、全11話だったと思う。いや、過去のプライドに胡坐をかかず、新たなプライドを作ろうと言う気迫が見えた今作だった。

人気アイドルを揃えて人気漫画を原作にぬるーいラブコメでも量産すればもっと視聴率を稼げたろうに、原作の性別を変えてアイドルも排除、柄の悪いベテランオジサン俳優を揃えて、外道の裏稼業の話を、よくぞ最終回まで描き切ったと思う。

ドラマ低調が叫ばれる今、今回のようなつくり手のチャレンジ精神は大いに歓迎だ。放送枠や成功事例に則ってドラマを作ったからと言って、確実に成功するなんて保証はないのだから、このドラマのテーマのように“やったもん勝ち”の世界。映像を創ろうとしたら固定概念に縛られたら終わり。よく最後まで背骨を曲げずに描き切ったと思う。

あとがき

第9話だけが路線がブレましたが、それ以外は見事に当初のスタイルを貫いたと思います。これはスタッフだけでなくキャストたちにも言えることです。視聴率に右往左往してドラマが捻じ曲げられるのはホント嫌です。それを感じなかっただけも最後まで観て良かったです。

エンディングに次回作『HERO』の木村拓哉さんが登場しましたが、今作の主役を木村さんが演じたら、これまたオジサン俳優たちと対等以上に張り合って面白いドラマになるかなと思いました。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
極悪がんぼ Blu-ray BOX
極悪がんぼ DVD-BOX
(仮) 2014年4月クール フジテレビ系月9ドラマ「極悪がんぼ」オリジナルサウンドトラック
喧嘩上等 (CD+DVD)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5727/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/400162707.html でも、TB受付けております。

【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

【 極悪がんぼ 】第11話 (最終回)感想

そうやって生きろって言ったのはあんたでしょ? 横取り、抜け駆け、何でもあり。 情も捨てて金だけのために必死で生きてみろって。 言ったのはあんたでしょ! 極悪がんぼ 第11話 (最終回)      5話以降レビューを止めてしまったので、まとめ簡単感想で。 いや、つまらなかったのではなく、むしろ今期一番楽しみなくらいに見ていた。 ただ毎週レビューする根...

極悪がんぼ 最終回

薫(尾野真千子)は公安警察に連れて行かれて、小清水所長(小林薫)についての取り調べを受けます。 事件屋としてやって行きたいなら、協力した方が良いって言われていました。 別の日、薫を訪ねて禿高コーポレーションの禿高社長がやって来ます。 薫が手に入れたアウトレットモールの利権を引き継ぐように、小清水所長に指示されたようですね。 手数料1000万円を差し出されますが、納得が...

極悪がんぼ #11 最終回

『波乱の最終回!最期の約束』

極悪がんぼ 第11話(最終回)★尾野真千子がキムタクに遭遇

極悪がんぼ 第11話(最終回) 残念ながら最終回に突然面白くなることも無く、たいしたことの無いエピソードでした。(身も蓋もない言い方やね・・・) 薫(尾野真千子)の痛々しい過去と、銭山議員(武田鉄也)がやらかしてきた悪事が交錯して、薫がその因縁を晴らす部分がもっと痛快だったらね・・・。 劇中目に付いたのは、『カーネーション』の尾野真千子と『純と愛』の武田鉄也と『梅ちゃん先生...

極悪がんぼ 第十一話(最終話)

「波乱の最終回!最期の結束」 内容 小清水(小林薫)の命令で、金子(三浦友和)との勝負に勝ち アウトレットモールの10億の利権を手に入れた薫(尾野真千子) その直後、警視庁から来た公安の白崎(篠井英介)の取り調べを受ける羽目に。 それどころか、捜査の協力...

極悪がんぼ&ビター・ブラッド最終回感想

■極悪がんぼ最終回 アウトレットモールの利権、10億を手に入れた神埼薫(尾野真千子)。だが、その利権はあっという間に小清水所長(小林薫)の計らいで、手数料1000万の謝礼で別の会社・禿高コーポレーションが引き継ぐことに。薫は何のために動いたのか!?その憤りは激しい。小清水に問いただすが、その小清水も公安からマークされていて、どうやら展開がきな臭くなってきた。。

お金は大事なわけで

ドラマ「極悪がんぼ」を見ました。 フジにて 月曜9時からやってました あの月9ですよ とはいえ もうそこまでのブランドも低くなりつつありますが・・・ そんな時に も極悪という題名で 笑 もう恋愛モノでもなんでもなく いわいる ナニワ金融道やカバチタレなどの お金...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: