ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ (第11話 最終回・6/23) 感想
TBS系『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』(公式)
第11話 最終回『さらば愛しき友よ』の感想。
2人の科学者が殺害された事件をめぐり、ホワイト・ラボのメンバーは科学者・沙羅(矢田亜希子)に注目する。彼女は一ノ瀬(北村一輝)のアメリカ留学時代の知り合いだったが、14年前の一ノ瀬の父・晃(益岡徹)にまつわる殺人事件以後、姿を消していた。神山(和久井映見)らは今回の事件に沙羅が関与しているのではないかと考える。一方、沙羅が長年をかけて開発していたがんの特効薬は、完成に向けて最終段階に入っていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
散々引っ張った謎も呆気なく解決?
まずは最終回の感想。あれだけ無理矢理引っ張ってきた謎の割に、「ありがとう」の台詞で終了とは呆気なさ過ぎるし、脚本のアイデアが稚拙すぎてお話にならない。まっ、一応謎は解決されたのは良しとしても、最終回は謎が解決しただけ。わざわざ1時間もかけて放送する内容だとは思えなかった。
残念ながら、最終回まで全ての要素が空回りで…
続いて、総括気味に。“謎”を描くと科学捜査が止まり、科学捜査を描くと“謎”が止まり、最後の最後までこの二つが上手く噛み合うことは無かった。更に、タブレットやらを使った刑事たちのやり取りの新しさも本作の売りだったが、すべて携帯電話と会議で済むことを、わざわざ遠回しにやっただけの印象。結局、全ての要素が空回りした刑事ドラマ風人情劇で終わってしまった。
あとがき
最大に問題は、主人公「一ノ瀬聡士」の変人ぶりと天才ぶりのキャラクターを活かせなかったことだと思います。主人公が活かされないから、他のキャラもそれ以上に埋没する。演じる俳優も埋没する。これで面白いドラマが出来るはずがありません。
結局「新しいタイプの科学捜査を描いた刑事ドラマ」と言う当初目指したところが、欲張り過ぎた結果が、いろんな作品の寄せ集めにしかならなかったって感じ。謎なんて描かずに、一ノ瀬のキャラで、斬新な科学捜査を魅せるだけで良かったと思います。
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