花子とアン (第73回・6/23) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第13週『その恋、忘れられますか?』【第73回】の感想。
思わぬきっかけで、雨の中、英治(鈴木亮平)と熱い抱擁を交わしてしまったはな(吉高由里子)。それを、偶然通りかかった醍醐(高梨臨)が目撃してしまう。翌朝、やたらそわそわしているはなを見て、かよ(黒木華)ははなと英治の間に何かあったのではと感づく。はなが出勤すると、なにやら不機嫌そうな醍醐にランチに呼び出され、いきなりライバル宣言をつきつけられる。そんな中、英治が新雑誌の打合せで聡文堂を訪れ…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
純真無垢なはなも、嫉妬心丸出しの醍醐さんもがんばれ!
今朝は少女漫画風恋バナにうっとり…
する訳がない! とキッパリ言い切りたいところだが、こんなベタな恋バナも朝ドラらしいとは思うし、下で触れるがヒロインの恋バナを悪いとも思わない。それに、あれでも一応はな(吉高由里子)は恋愛初心者で純真無垢って表現には見えたし…
ただ、醍醐(高梨臨)も絵に描いたような恋のライバルで、間に挟まれた英治(鈴木亮平)も悪気は無くて…って、今どきの小学生でも喜ぶかどうかわからぬ稚拙な展開が見え見えの脚本に問題が無い訳では無いが…
うっとりする間もなく、蓮子でブツ切れになるはず!
見え見えなのが問題では無い。問題はこう言う安易な思いつきで書いたような雑なくだりは、これまでもほぼ長続きせず、更にお決まりの蓮子(仲間由紀恵)の話を挿入して、ブツ切れで終わると言うことまで想像がついてしまうことだ。これではいつになっても話が進まない。
他力本願で自分本位のヒロインでこの先何を描くのか?
ただ、こんなベタで幼稚な恋バナでも、ヒロインが中心のエピソードであることには間違いが無い。これと言った特徴も無いヒロインがメインの(この時点で問題だが)数少ないエピソードすら一週間完走できない(と思う)状態では、この先、この他力本願で自分本位のヒロインで、どんな感動を描こうと言うのか全く見えて来ない…
いつになったら題名の「花子」と「アン」が繋がるの?
折角、先週かなり強引ではあるが、はなが長年の夢だった(ことになってた)翻訳を始めたのに、週明けには翻訳の「ほ」の字も消え失せ、村岡印刷の一社員の恋バナになってしまったのが、残念でならない。いつになったらタイトルの「花子」と「アン」が繋がるのだろうか???
あとがき
当時の紳士が帽子を忘れるなんてヘマはしないと思いますし、編集会議のゆるゆる感も納得できませんが、そんな小さなことに注目している一週間ではないと思うんです。
今日の15分を観る限り、今週の見所は、白蓮の歌集を読んで心変わりをするカフェの常連学生・龍一(中島歩)のくだりだと思うんです。だって恋バナに無理矢理挿入してきましたから。ってことは、今週も肝心のヒロインの有名翻訳家への道は一時停止状態になるのが確実ってことです。本作の主人公って誰?????
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アンを抱きしめて―村岡花子物語
村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
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