弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ (第11話 最終回・6/21) 感想
日本テレビ系『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(公式)
第11話 最終回『卒業、涙の15分間のラストメッセージ…!!失敗を恐れず思いきり振り切れ!!』の感想。
なお、原作小説(高橋秀実/著『「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー』)は未読。
璃子(麻生久美子)の連載「弱くても勝てた!」が最終回を迎え、3年生が抜けた城徳の野球部員は5人のみとなった。赤岩(福士蒼汰)や柚子(有村架純)らが受験モードに突入する中、白尾(中島裕翔)は相変わらずバットを振り続け、青志(二宮和也)をあきれさせる。楓(薬師丸ひろ子)は人数が揃っていれば、監督の‘引退試合’ができるのにと残念がる。そんな中、久しぶりに堂学を訪ねた青志は、谷内田(市川海老蔵)と遭遇。そして、受験直前の年越しパーティーには、高卒認定試験に受かった亀沢(本郷奏多)も顔を出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
急に青志と生徒たちとのお別れで盛り上がれと描かれても…
まず、最終回の感想。出演者のファン向けサービスカット集って感じだろうか。物語として考えると、不要だとは思わないが、1時間も要して描く必要があったかどうか。結局、ずっと青志(二宮和也)を中心に描くべきなのに、描かれるのは野球部員や楓(薬師丸ひろ子)や楓(薬師丸ひろ子)ばかり。
それなのに、最終回で急に青志先生と生徒のお別れシーンをじっくり見せられても、こちらが各生徒たちに思い入れが殆ど無いから、いくら涙涙のお別れでも、いつものようにテレビの中のお話を外から見てるだけだった。
最初からもっと青志と野球を描くべきだった
総括的に見ると、やはり野球部の野球、それも青志と部員の甲子園への野望、それを現実のものとする秘策と練習、それを最初からもっと描くべきだったと思う。それなのに普通の学園ドラマのように、生徒たちの家庭や勉強の話題で何話も引っ張り続けたのが、敗因?だと思う。
番組のタイトルからしても、主役の二宮さんの名前を見ても、多くの視聴者が観たかったのは(原作がどうこうとは関係なく)、二宮さんが演じる高校教師がどんなことをして進学校の弱小野球部を指導するのかだったはず。それが殆ど描かれなかったのは、単に期待ハズレってこと。全体の構成段階から間違っていたのではないだろうか。
あとがき
個々のエピソードは楽しかったり感動的なモノもありました。でも、野球をもっと描いて欲しかったです。もうそれのみです。ここまで出演者のファンだけが楽しむドラマに仕上げるにしても、もっと野球を描かないと、タイトルに偽りありってことになりませんかね。
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