花子とアン (第70回・6/19) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第12週『銀座のカフェーで会いましょう』【第70回】の感想。
聡文堂で働くはな(吉高由里子)に、福岡の蓮子(仲間由紀恵)から電話がかかって来た。娘の結婚式で東京に出てくる蓮子と再会する約束をし、喜びでいっぱいになるはな。それは蓮子も同じで、ご機嫌の余り記者・黒沢(木村彰吾)に大量のネクタイを贈ろうとするが、黒沢に断られる。再会の日、いつもよりおめかししたはなが、6時の約束に間に合うよう会社を出ようとした時、突然、宇田川(山田真歩)がやって来て…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
また、「蓮子一代記」が始まっちゃった!?
冒頭から(敢えて言う)うんざり気味に取って付けたような“蓮子パート”で始まった第70話。それも朝から気持ちが悪くなるほど二人とも妙にハイテンションで再会を約束した。まあ、劇中の世界ではそれはそれで成立している感情の高ぶりなのはわかるから、その辺は好みの問題としておこう。
しかし、問題はその後処理だ。再会まであと10分と言う直前まで、はな(吉高由里子)は編集者としての仕事と童話の翻訳をしただけで、蓮子(仲間由紀恵)との再会に胸をおどらせるカットは一切無し。
アポ無し再会で、とっとと話を進めようよ!
こんな調子で、折角動き出した「はなの物語」を中断してまで蓮子を登場させるのなら、いっそのことアポ無しで蓮子が「向学館」に乗り込んでサプライズ再会して、その足でカフェで一悶着始めれば、はなも物理的に関わるからマシになるのに、結局終わってみれば、カフェでドスを利かせた蓮子の顔しか印象に残っていない。
それにまさか、今日の15分間で、はなと蓮子が再開せず明日に持ち越すとは思わなかった。これでまた「はなの物語」が一時停止。と言っても、今週は「はなの恋物語」が主軸だろうから、翻訳&童話のくだりはどっちにせよ次週以降になるはず。
だからこそ、どんなシーンでもはなを登場させないと、また存在感が薄くなってしまうのに…
英語好きで洋書を読むと創作意欲が湧くカットは必修!
ただ、今日の唯一の収穫は、どうやら私の祈りが作者に通じたのか、「英語が好きで、解らない単語はすぐに辞書で調べて笑顔になり、英語の本を読むと創作意欲が湧いてくる」と言うはなの特性は一日1カットは挿入してくれるようだ。これを忘れれたら、また主人公は誰?状態の復活だ。
あとがき
やはり蓮子の存在、いや作者の蓮子の扱いに大きな疑問を持ちます。今日の話なんて本筋に全く関係ないですから。主人公が蓮子なら、『蓮子、久し振りに東京で吠えるの巻』として面白いですが、主人公は誰なんだってことです。
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