SMOKING GUN~決定的証拠~ (第11話 最終回・6/18) 感想
フジテレビ系『SMOKING GUN~決定的証拠~』(公式)
第11話 最終回『真実には続きが!?衝撃の結末と罪の記憶届けられた恋人の最期の言葉とは』の感想。
なお、原作の漫画(原作/横幕智裕、作画/竹谷州史)は未読。
桜子(西内まりや)とくるみ(濱田ここね)が一連の事件の真犯人に連れ去られる。やがて電話をかけてきた犯人は、縁(香取慎吾)に、桜子らと引き換えにエミリ(倉科カナ)から預かったはずの反証データの引き渡しを要求してくる。しかし、縁はデータを預かった時の記憶がなく、どこにあるのか分からない。柏木(谷原章介)ら警察も動きだす中、田坂(イッセー尾形)らは犯人の潜伏場所を特定しようと、録音した通話を解析する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「やっと終わった」と言うエピローグ的な最終回!?
まずは最終回の感想から。結局、最終回は「解決編」と言う名のエピローグだったと思う。これまで引っ張り続けた謎が解けたと言うスッキリ感よりも、全容を知った安堵感や解放感の方が強かったような。因みに私が期待したのは、これまでの小出しを裏切るような捻りに捻った全容解明によるスッキリさだったが…
残念ながら、淡々と予定調和的に、更に予想以上にあっさりと終わってしまった。レギュラー陣の個性的なキャラクター付けも、あまり活かされなかったし。やり方次第では、もう少し面白いドラマになった要素はあっただけに残念な最終回だった…
全話の構成が間違っていたのだと思う…
では、ここから全話の総括を。結論から言えば、初回からの全体構成が誤っていたと思う。本作は毎回の主人公・縁(香取慎吾)が勤務する千代田科学捜査研究所の“身近な事件簿”と、同じく主人公が深く絡む“エミリ事件”の2軸が同時進行したドラマだ。
両方共に縁だけでなく登場人物たちが関わるドラマを面白くする重要な要素だし、実際個々を見れば意外と良く出来てるし面白味もある。しかし、残念なのは2軸の並行のさせ方だ。特に“エミリ事件”が小出しや挿入を超えて強烈に大量に描かれたため、結果的に物語全体を2つに分けてしまったのだ。
もっと視聴者の身になって、研究所の面々の個性を生かした“身近な事件簿”を中心にして、苦悩する縁で“エミリ事件”を上手くチラ見させ興味を惹かせるべきでは無かったろうか。それだから、折角の最終回が上記のような印象になってしまったのだと思う。
あとがき
最後の最後まで“エミリ事件”はドラマの中の人たちのお話で終わってしまった感じで、私は置いてけぼりでした。民間科捜研の部分は面白かっただけに、もう少し“エミリ事件”を上手く描いていたら、仕上がりの印象はだいぶ違ったでしょうにね。期待したのになあ。
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