花子とアン (第64回・6/12) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第11週『グッバイ!はな先生』【第64回】の感想。
周造(石橋蓮司)が倒れたとの知らせを受け、急いで駆けつけたはな(吉高由里子)。周造は一命を取り留めたものの、医者に「次に発作が起きたら覚悟するように」と言われ、ふじ(室井滋)は自分を責める。吉平(伊原剛志)は何か手伝えることがあればとふじに声をかけるが、リン(松本明子)にすげなく追い返されてしまう。はなが納屋に周造のかいまきを取りに行くと、枕元にはなの書いた『たんぽぽの目』の本が置いてあり…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
またしても大胆予想的中。でもハズレて欲しかった…
第62回の感想で今週の大胆予想を「ハズレて欲しい」との願いを込めて書いた。しかし、残念ながら今日も当たってしまった。それは、“はなか吉平(伊原剛志)のどちらかが、はなの最新作を読み聞かせたら”と言う部分。
もちろん、私は、はなが読み聞かせるべきだと思ったのだが、この作者なら吉平に騒動の尻拭いを兼ねて読ませそうな気がしたのだ。そして、現実になった。一体、作者はこのくだりで何を描こうとしているのだろう。ホント、摩訶不思議な物語だ。
はなの大活躍を描く絶好のチャンスだろ!?
おじいやんが倒れ、おかあは精神不安定、おとうは頼りにならず、こんな時こそこれまで自由気ままに過ごしてきたはなが家族のために一肌も二肌も脱いで大活躍して、なんの盛り上がりも無い“甲府編”で家族愛や家族の絆を描く絶好のチャンスなのに…
畑仕事も内職も手伝うそぶりは無いのもどうかと思うが、それ以上にイラッとさえしたのは、作者がはなが自分の童話の読み聞かせると言うくだりにしなかったこと。きっと私の大胆予想通りに周造がはなの才能を見つけ家族を説得する予定だからだろうが、そんなことより朝ドラの必需品“家族の絆”を描くべき。
どうせ、自動的に土曜日には甲府をあとにするのだから、ここは、どんなに演技に問題があろうと、はなに読み聞かせをさせるべきだったと思う。まさか上京のきっかけが周造(石橋蓮司)の突然死だとは思いたくないが、もしそうだとしたら尚更はなが読むべき事態だと思う。
あとがき
はなが月曜には上京しているのはサブタイトルからわかります。となると、周造が亡くなろうが病床に伏したままだろうが、吉平はまたフーテン暮らしを始めるから、いよいよふじ(室井滋)が甲府に一人寂しい状況になりますよね。
でも、私の記憶では、はなはふじにせがまれて帰郷したはず。なのに今度は妹も居なくなったのを良しとして、おかあをバッサリ切り捨てて上京するってことになりますよね。
そうなると、この度の上京が、ほぼ初めてはなが自主的、能動的に行動を起こすと言う記念すべきエピソードになるわけですが、なーんか違うような気がするのは私だけでしょうか???
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