刑事110キロ[2] (第6話 最終回SP・6/5) 感想
テレビ朝日系『刑事110キロ』(公式)
第6話・最終回2時間スペシャル『衝撃の結末へ!立ちふさがる二つの事件!!黒い靴と赤い靴の女!暗闇と雷を利用した密室殺人トリック!魔性の女の完全犯罪!?その影に驚きの共犯者!!』の感想。
雷の夜、盲目の画家・小田島(柄本明)が妻の奈津美(渡辺梓)を殺害。花沢(石塚英彦)は、トースターや電子レンジの中に生焼けのピザなどを見つけて不審を抱く。奈津美は毒殺されたが、胃からは毒物は検出されなかった。程なく奈津美が不倫していたことが分かり、花沢は小田島の犯行を確信する。しかし、盲目の小田島がどうやって奈津美を殺したのかが分からない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
1本目の感想…
前半の盲目の画家の事件は、正に主人公・花沢(石塚英彦)のワンマンショー的な推理ドラマとして仕上がっていた。花沢のずば抜けた観察力や洞察力による推理はきちんと描かれていたし、巨漢であることも中途半端ながら描かれた。だが、結局はいつものように物的証拠も無く、何となく事件が解決して終了してしまった…
2本目の感想…
後半の資産家令嬢の事件は、前半とは異なり、捜査一課の一係長・鬼久保(石丸謙二郎)を事件関係者にしたことで、「特別班」と「捜査一課」の対立とチーム捜査が描かれたのは良かった。ただ、これまで憎たらしい存在の鬼久保が実は本当のワルだったと言うのは、継続視聴者には後味が悪過ぎないか?
総括的に…
総括的に言うと、思うのは三つ。一つは『2』から倒叙スタイルにした割に(何故か最終回は倒叙スタイルが崩れていたが)、事件発生から解決までが単純すぎたと思う。
もう一つは主人公・花沢の人物設定に馴染めなかったこと。折角の巨漢なのだからもっと明るい巨漢にすれば良かったと思う。やり口はともかく口調が陰湿過ぎた。
三つ目は、シリアス路線なのかコミカル路線なのか中途半端だったのも残念。個人的にはコミカルに突き抜けたおふざけキャラなのに仕事はデキるってのが良かったような…
あとがき
スタート当初は、『1』といろいろ変化させた『2』だったのに、終わってみれば『1』に一番似ていた最終回2時間スペシャルが最も普通に面白かったと言うのが皮肉な所。この位なら続編も?と思っても、鬼久保がいないと言うのも皮肉と言えば皮肉です…
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