花子とアン (第57回・6/4) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第10週『乙女よ、大志を抱け!』【第57回】の感想。
福岡の炭鉱でガス爆発が起こった事を全く知らされていなかった蓮子(仲間由紀恵)の元へ、炭鉱夫たちが怒鳴りこんで来た。ひるみながらもき然とした態度で対応する蓮子に、怒りの収まらない炭鉱夫たちがつかみかかろうとした時、伝助(吉田鋼太郎)が帰宅する。座敷で話し合うことになるが、蓮子は伝助に「女は邪魔だ」と言われ、入れてもらえない。蓮子が様子をうかがっていると、女中頭のタミ(筒井真理子)が思わぬ行動を…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「蓮子劇場」を10分超の大作にする必要ってあるの?
予想通り、水曜日は「蓮子劇場」の日になった。それも思い切り昼メロ風の10分超の大作で。別に描くなとは言わないが、残りの5分の「はな劇場」とのバランスを考えると、明らかにつくり手の重心を置くべき場所が違うと思う。
折角始まった「はな劇場」でヒロインは爆睡のみ!
そして、やっと始まった「はな劇場」だが、作者の嫌がらせか創造力が無いのか知る由もないが、蓮子(仲間由紀恵)の語りがきっかけで開演。まっ、それでも蓮子の手紙に刺激を受けたとして、いよいよ書き始めるのかと思いきや、夕方に爆睡。僅か5分の「はな劇場」で主役がただ夕寝してるだけってどういうドラマなのか?
どうして「はな劇場」は違和感だらけなの?
それにしても今日の「はな劇場」は解せなかった。はなが夕寝で爆睡する程に教師の仕事でお疲れの様子は描かれていないし(それも教会の図書室で)、童話を書こうと言うくだりで寝るなら、夢の中で“想像の翼”で売れっ子童話作家にでもなれば良いのにそれも無し。
二十歳過ぎの教師をしている姉を妹が夕飯のために探しに行くのも段取り過ぎるし、眠るはなを見つめる顔色のおかしい朝市(窪田正孝)も素直に「はなが好き」とは思えぬ感じだし、本棚の間から二人を覗いたもも役の土屋太鳳さんの演技を見れば、美輪さんの語りで補完するまでも無いような…
あとがき
「寝る子は育つ」と言いますから、爆睡から目覚めたはなは物語を書く情熱が満タンになってて、ついに本題に入る…筈は無いですよね。なぜ昨日大発表した“はなの物語への情熱”を継続して描かないのでしょう。
それも今日は書き始めるかと思いきや爆睡って。明らかに「はなのことは書きたくない」って作者の宣言かと思っちゃいました。なら『蓮子とはな』にすれば良かったのに…
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