BORDER (第7話・5/22) 感想
テレビ朝日系『BORDER』(公式)
第7話『敗北~消えたひき逃げ車と消された証言者たち』の感想。
なお、金城一紀氏による同名のメディアミックスプロジェクトの漫画と小説は未読。
石川(小栗旬)は、ひき逃げ事故で死んだ大学生の霊から、車を運転していたのはバイト先のレストランの常連客だったと聞く。レストランの店長や目撃者の話から、逃走した車が判明。所有者は現職外務大臣の息子・圭介だった。石川と立花(青木崇高)は市倉(遠藤憲一)から待機を命じられるが納得できない。圭介が事件時に車を運転していた証拠をつかみたい石川だが、何者かが先回りして証拠を消していることに気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“幽霊の無念を晴らす”方向にシフトするのも悪くない!
前々回までは、石川(小栗旬)が幽霊の証言をもとに捜査を進めることを重視してきた本作だが、前回から石川が幽霊の無念を晴らすことに重点を置き、明らかに方向性を修正してきている本作。今回は更に石川が自身の信念により、周囲の意見を無視して暴走(単独行動)気味になってきた。
お蔭で第5話までとは違った作品にさえ感じる違和感は拭えないが、主人公の被害者の幽霊が見えると言う特殊能力と、幽霊そのものの存在意義は際立ってきているから、この軌道修正はこれで上手くいっていると思う。簡単に言えば、新たな“本作らしさ”の創出に成功したわけだ。
あとがき
面白かったのは間違いないですが、この方向だと石川が自分でどんどん捜査をして解決(納得)して幽霊と和解して終了ってパターンにハマる可能性も秘めている訳で、そこが心配なところです。でも、この位の個性は残して完成度を高めて欲しいと思います。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
BORDER (角川文庫)
BORDER(1) (カドカワコミックス・エース)
Tales of Purefly [Limited Edition] MAN WITH A MISSION
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5594/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/397674871.html でも、TB受付けております。 【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
- 関連記事