花子とアン (第45回・5/21) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第8週『想像のツバサ?』【第45回】の感想。
教師になってひと月がたち、しばらく欠席の続くたえ(伊藤真弓)のことが気になるはな(吉高由里子)。校長の本多(マキタスポーツ)から、たえが親戚の家に引き取られる話を聞いたはなが、たえを案じながら帰宅すると、家の前でたえが待っていた。自分には“想像の翼”があるから大丈夫だと強がるたえの姿を見たふじ(室井滋)は、たえを夕食に誘う。はなの家族とともに食卓を囲んでいたたえは、ふと親指姫の絵本に目を止める…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
誰か脚本家に“創造の翼”を付けてやってくりょう!
はな(吉高由里子)とたえ(伊藤真弓)には“想像の翼”があるのなら、誰かこの脚本家に“創造の翼”を付けてくれないだろうか。幼少期のはなのエピソードをたえで焼き直ししてるだけで、創造性の欠片も感じない。だから、劇中のはながまたひと騒動起こることを“想像の翼”で予測できなかったのも頷けるのだが…
積み重ねが無い不自然なお涙頂戴では泣けない!
どうも、はなとたえの関係性の描き方に違和感を覚える。昨日の“想像の翼”の屋根に上ったくだりで終わらせれば良いものを、唐突にたえが安東家にやってきたのも不自然極まりないが、夕食時にたえが手にした本をはながあげていたら、たえはずっと毎晩本を読む喜びを味わえたのに、今度は屋根裏エピソードへ持って行っちゃった。
結局、はなは女学校時代に何を学んできたのか。結果的に校長の本多(マキタスポーツ)の言葉も全く届いてない有様。子役を活用してお涙頂戴しようと言うのは営業上理解できるが、昨日と今日だけでゴリ押しのお涙頂戴を創り上げて何になると言うのか。結局、これまではなを描いて来なかったツケが回っているだけの今週で終わりそう。
あとがき
別に粗探ししてる訳では無いんです。視聴者が知るはなは、これまで描かれたはなであって、その数少ない情報を強引に使い回してる印象が目につくだけだけなんです。視聴者に“脳内補完”と言う“想像の翼”を要求する前に、つくり手がやるべきことがあると思います。
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