ブラック・プレジデント (第6話・5/13) 感想
フジテレビ系『ブラック・プレジデント』(公式)
第6話『お金よりも大切なモノ…社長泣く!?』の感想。
誕生日間近の三田村(沢村一樹)は、成り行きで100万円のワインを購入。そんな中、社員がボーナスの増額を望んでいると聞いた三田村は、財源確保は経費削減しかないと、細かく指示を出す。一方、百合(門脇麦)は、部屋の更新料の捻出に頭を悩ませていた。サークルの面々から、もうける方法を問われた三田村は‘ブラック’な持論を展開し、杏子(黒木メイサ)の反論も笑い飛ばす。その夜、キャバクラにいた三田村は百合と遭遇する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前回以上に、毒気は薄まって…
前回から私が想像していたドラマとは方向性が変わってきた本作。今回も更にそれは加速した、そんな感じ。三田村(沢村一樹)は、確かに個性的ではあるが、“ブラック・プレジデント”とは程遠く、どんどんまともな経営者に描かれ、「三田村VSその他」と言う構造で、本作らしさを描こうと言う方向になって来ていると思う。
毒舌社長が変化するの話から、ゆとり学生たちが変化する話へシフトか?
それを的確に表しているのが以下の二つの台詞。一つは、杏子(黒木メイサ)と真理(国仲涼子)と美紀(美紀)が会食するシーン。
美紀「多分、こっちが向こうに近づくのって無理なのよ。もう一つが、映画サークルの部室での百合(門脇麦)のボソッと言う台詞。
向こうがこっちに近づいて来られるかどうか」
百合「あの人は何て言うか、一人ぼっちなんだよ」これらの台詞で、もはや三田村のブラックさは物語の本筋の一つのアクセントでしか無くなり、周囲の人間たちと違うと言う点と、その周囲の人間が三田村を理解し近づくことで物語が進む形式にしようというのが解る。
大人向けファンタジー風の学園ドラマになるの?
こうなると、“会社パート”は社長と社員だからさほど大きな変更はできないから、手を入れるとなると必然的に人員も多い“大学パート”になり、今回のような子供の頃の夢を叶えようと大学にやって来た大人のファンタジー風のちょっと変わった学園ドラマになってしまう。楽しいことは楽しいのだが…
どうやら私の期待とは違う方向に進むようだ…
やはり、私としては主人公が動き出すことで周囲が変化していくのを期待していたから、先に挙げた台詞のように「周囲が変わらないと主人公は変わらない」と言う非積極的な話になると、これはこれで悪いとは思わないが、じゃあこれまでは何だったの?となってしまう…。そこが残念。
あとがき
“会社パート”が段々とマンネリ化してますね。その分“大学パート”は今回のキャバクラでの売り上げ協力作戦や誕生日ケーキや高級ワインのくだりは、悪くなかったです。この方向で行くなら行くで、これもアリかなと思います。できれば、次回は第7話ですからこの方向で落ち着いて欲しいです。
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