花咲舞が黙ってない (第4話・5/7) 感想
日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』(公式)
第4話『若手行員が謎の失踪銀行にモンスター母が現る!!』の感想。
なお、原作小説(池井戸潤/著)は未読。
舞(杏)と相馬(上川隆也)は行員が失踪した横浜西支店へ。支店長の京子(戸田恵子)によれば、行方不明なのは融資課の光岡(吉村卓也)で、本人よりもむしろ、モンスターペアレントである母親・和代(秋本奈緒美)に問題があるという。そこに現れた和代が、銀行の責任だとまくし立て、5億円の預金を引き上げると宣告。一方、相馬は光岡が書いた稟議(りんぎ)書を見直して、京子がある融資を承認しなかったことに注目する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
3人目の脚本家投入で、どうにか普通のドラマに!
松田裕子氏、江頭美智留氏に続いて、3人目の脚本家として梅田みか氏が登板した第4話。脚本家が変わるとここまで仕上がりに変化を付けれると言う良い例だった。上層部からどのような指示が発令されたのか知らないが、今回程度にマシなドラマに仕上がれば、今後も観られると思う。
やっと主人公の“正義感”が見えた!
これまでと最大に改善され良くなったのが、主人公の“正義感”がきちんと見えたこと。従来までは舞(杏)がただ大声で自分の意見を相手にぶつけるだけと言う単純な表現だったのに対して、今回は最後の舞からの支店長・京子(戸田恵子)への言葉に説得力が生まれるように、冒頭からコツコツと親子関係のネタを蒔いたり、舞の気持ちの変化を丁寧に描いたのが功を奏したと思う。
あとはここらを改善して欲しい!
このまま続けばと思うが、気になる部分も無い訳では無い。例えば、今回は融資の話。ならば、かつては支店で融資マンとして名を馳せた相馬(上川隆也)をもう少し活躍させても良かった。また、まだ妙な引き伸ばしが作品のテンポを悪くしている。そして主役の演技力…。この辺が改善されたらもっと面白くなると思うのだが…
あとがき
戸田恵子さんと秋本奈緒美さんの演技力にもだいぶ助けられたと思いますが、この調子なら第5話以降も普通に楽しめそうです。ただ、脚本家によって仕上がりに差が出る可能性は大いにありますので、そこが心配ですね。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
新装版 不祥事 (講談社文庫)
新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)
花咲舞が黙ってない オリジナル・サウンドトラック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5531/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/396520945.html でも、TB受付けております。 【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話
- 関連記事
-
- 花子とアン (第34回・5/8) 感想 (2014/05/08)
- SMOKING GUN~決定的証拠~ (第5話・5/7) 感想 (2014/05/08)
- 花咲舞が黙ってない (第4話・5/7) 感想 (2014/05/08)
- 花子とアン (第33回・5/7) 感想 (2014/05/07)
- ブラック・プレジデント (第5話・5/6) 感想 (2014/05/07)