花子とアン (第31回・5/5) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第6週『腹心の友』【第31回】の感想。
「腹心の友」となったはな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)は、好きな文学や将来の夢を日々語り合っていた。はなは茂木(浅田美代子)の紹介で、梶原(藤本隆宏)が編集長を務める出版社でアルバイトを始める。初めは戸惑ってばかりのはなだが、書棚の一番上の大きな英和辞典に目がくぎづけとなる。休憩時間、はながそれを取ろうと四苦八苦していると、一人の男性が近づいて来る。印刷会社に勤める村岡英治(鈴木亮平)だった…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
先週の大文学会も復讐劇も“腹心の友”のネタ振りか!?
土曜日から半年後の話らしい。確か私の記憶が正しければ、女学校の大文学会は大波乱ってことになっており、はな(吉高由里子)が舞台上でドジを踏んだり、蓮子(仲間由紀恵)が役決めでゴリ押ししたり、そして何より2人が“腹心の友”になるほどの復讐劇があったはず。
しかし、今回を観る限りでは大学芸会のくだりの必然性もほぼ皆無だし、復讐劇も空振りの上に尻切れのまま放置。結局、はなに「私の腹心の友になってくれて?」と言わせただけの15分間×6日間だったと言うことか?
今週は違和感山積でスタート!
例の復讐劇も路面電車に飛び乗ってと、いつもの退学間違いなしと思われるはなの行動もいつも通りお咎め無しってことなのか。そんなのどうでも良いと言わんばかりに話はバイト斡旋に急展開。戒律の厳しいミッションスクールの女学校の校長が男性ばかりの職場を進めるのも、かなりの違和感。
では違和感ついでと言っては何だが、学校が給費生に辞書も与えずに勉強させるってのも、家族思いで家族のために勉強すると言った割にバイト代で辞書を買うってのも。そして一番ははなの自己紹介がいつの間にか「初めまして。安東花子と申します。花子と呼んで下さい」になっていたが、この台詞自体が 変じゃないの?
あとがき
サブタイトルが『腹心の友』ってことは、何だかんだ今週も蓮子が中心ってこと?もう今日はなが将来の結婚相手と出会ったのだから、そのままはなの恋バナを描けば良いのに。余程作者は蓮子を描きたいらしい。まずは主人公をしっかり描いてから、個人的な思い入れの部分に手をつけろと言いたいですねえ。
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