花咲舞が黙ってない (第3話・4/30) 感想
日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』(公式)
第3話『臨店vs悪徳支店長!無能な部下なんていません!!』の感想。
なお、原作小説(池井戸潤/著)は未読。
舞(杏)と相馬(上川隆也)は、蒲田支店に‘臨店’ではなく‘応援’に行くことに。舞は高圧的な支店長の須賀(神保悟志)に反感を抱くが、久しぶりの窓口業務を生き生きとこなす。その夜、嘱託の金田(阿南健治)と居酒屋に立ち寄った相馬は、その話から、須賀が相馬と舞を痛い目に遭わせることで、真藤(生瀬勝久)への点数稼ぎをしようとしていることに気付く。翌日、舞は得意客の武内(丸山智己)の通帳の名義に不審を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
冒頭10分間は雑談レベル。その後30分間もダラダラと…
冒頭から舞(杏)のふくれっ面を見せらると、まるで『ごちそうさん』の卯野め以子がビジネススーツを着たままにしか見えず、嫌な予感。と思ってい観ていたら、結局冒頭の約10分間はプロローグとは程遠いどうでも良い話。その後も物語は杏さんのPVを観ているような感じで、似たようなエピソードの繰り返しで大して話も進まぬままダラダラ約30分…
15分もあれば十分じゃないの?
やっと事件が発生するのが39分過ぎ。さてどんな展開になるのかと思いきや、都合良過ぎる程の「アライソノコ」のネタで、まるで刑事ドラマ並みに流れるように詐欺師にたどり着く舞。そして最後に自分の意見を大声で発表し、本人と何もしない取り巻きだけがスッキリした感じて終了。この程度の内容なら15分もあれば十分じゃないの?
舞の“正義感”を描かなくて、何を描くつもりなの?
本作で最大に違和感を覚えるのは、主人公の舞の“正義感”がきちんと描かれていない点だ。まず、悪役の上司、次にその上司にこき使われる部下を作り出し、舞の活躍シーンを30分程繋げる。同期の連中も仲間同士で助け合うこともせず愚痴るだけ。そして最後に舞が上司の失敗を良いことに言いたい放題して、一人で手柄をとって終わり。
杏さんのPVと、舞のお手柄シーンだけで良いのか?
この一連の流れのどこに“正義感”や“痛快さ”があると言うのか。確かに舞がテラーの仕事では優秀なのは解る。しかし、舞と相馬(上川隆也)、また舞台となる各銀行支店の日常が全く描かれていないから、舞の発言が“正義感”によるものなのかが不明瞭なのだ。まずは舞の日常を基に“芯”をきちんと描き込むべきだ。
あとがき
この内容で、毎回6分延長枠なんですよね。その必要ありますか。話が単純すぎるし、痛快でも何でもない。杏さんの人気と個性的な俳優陣の演技で何とかそれなりに描こうとしているのは解りますが、原作ありきでしょうが、ドラマ的な面白さを模索して欲しいです。
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花咲舞が黙ってない オリジナル・サウンドトラック
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