ブラック・プレジデント (第4話・4/29) 感想
フジテレビ系『ブラック・プレジデント』(公式)
第4話『わがまま社長が物申す!無理は負け犬の言葉だ!』の感想。
学園祭が近づき、三田村(沢村一樹)は映画サークルの面々に模擬店をやろうと提案する。だが賛同は得られず、杏子(黒木メイサ)たちの代から、採算の合わない模擬店はやるなという言い伝えがあると知る。学生生活の定番といえるイベントを体験したい三田村は、健太(高田翔)を手始めに部員たちを個別に説得。その気にさせることに成功し、焼きそば店を出すことに。一方、三田村の会社には特注で作った商品が返品されていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“ツカミ”がお見事!
アバンタイトル後から「今日は映画サークルで行きます」と言うつくり手の宣言が見えたような解り易い導入も良いし、三田村(沢村一樹)がお菓子を頬張りって口から飛ばしながら熱弁するのをカットせず活かした演出も編集も良い。
これらでこれから三田村がこれからブラックを大学に持ち込んで大騒ぎになる期待感を上手く訴求していた。見事な“ツカミ”と言える。
会社と大学のバランスも、
模擬店危機までの経緯も上手い!
見る見るうちに映画サークルが、三田村の色に染まっていく様子も楽しく描けているし、会社での騒動もちゃんと学園祭に繋がっており、大学と会社のバランスも違和感なし。
更に、杏子(黒木メイサ)が両者の中互いになっているから、社員でも生徒で無い“講師”と言う立場が活かされている。模擬店危うし!までの流れもスムーズで文句なし。
めでたしめでたしで済ませないオチも秀逸!
模擬店の危機を難なく乗り越え、エプロンも飛ぶように売れ、充実感を味わう打ち上げの飲み会の席で、調子に乗った学生たちに突然に“ブラック・プレジデント”が火を噴くのもオチも、経営者として“ゆとり”へのメッセージになっていて秀逸だった。
あとがき
第4話にして、全体が上手く回り出してきたと思います。多少“ブラック企業”色は薄まってはいますが、タイトルは『ブラック・プレジデント』ですから、三田村の毒気がとても上手く活かされているので、それはそれで良いと思います。次回に期待します。
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