花子とアン (第22回・4/24) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第4週『嵐を呼ぶ編入生』【第22回】の感想。
うわさを聞いて駆けつけた吉平(伊原剛志)は、事情を聞いてはな(吉高由里子)に手を上げ、涙を見せる。教師たちを前に土下座し、はなにも土下座させ、必死にわびる吉平。そんな父娘の姿を蓮子(仲間由紀恵)はじっと見つめていた。そんな折り、蓮子の兄・葉山晶貴伯爵(飯田基祐)が様子見で女学校を訪れ、学校に寄付を申し出る。だがその裏で、晶貴は蓮子に冷徹な言葉を浴びせるのだった。一方、再び謹慎の身に戻ったはなは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
あらら、茂木先生が台詞で言っちゃったよ!?
昨日の記事で、“いつになったら、はなの勉強や将来への希望や夢が描かれるのだろうか”と書いたばかりだが、何と今日茂木先生(浅田美代子)が自身の過去に重ねて全部台詞で喋っちゃった。
お蔭で、益々ヒロインがどこぞにもいる貧しい大家族の田舎娘であることになってしまう。なぜ脚本家はヒロインから個性を抜き取るのだろう?どう見ても蓮子(仲間由紀恵)に肩入れ過ぎる。
また、手紙。
まあ、本作は都合の良い時に手紙が登場する作品だ。内容もしっかり物語を、いや主人公を必ず動かくきっかけになるようになってる。もう、手紙が主役でも良い位だ。
で、結局やっとはな(吉高由里子)と蓮子の対立構造が始まった。あの手紙で奮起するなら、おとうの土下座も何のためだったのか良く解らないし、校長が話を預かる前に手紙を読んでれば、もっと無駄なくテンポ良く進んだのに…
あとがき
相変わらず面白い訳でもつまらない訳でもない今作。ただ、誰が主役かわからないのとテンポが悪いのは確か。
それと現在の物語の舞台になっている修和女学校がミッション系の学校である必然性がほぼ無いのが不思議だ。宗教の描写をNHKが神経質になるのも解るが、人格形成において重要な要素だから曖昧にしないで欲しいです。これまでも曖昧でしたけど…
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アンを抱きしめて―村岡花子物語
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