ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ (第2話・4/21) 感想
TBS系『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』(公式)
第2話『白骨死体は叫ぶ』の感想。
化学薬品工場の敷地内で白骨遺体が見つかった。工場では社員の相沢(阿部力)が行方不明になっていたが、遺留品がないためDNA鑑定ができない。現場の土中から「re……re」と書かれた紙切れが見つかっていた。やがて、遺体が薬品をかけられて白骨化したことが判明。さらに工場敷地内の土壌も汚染されていた。一ノ瀬(北村一輝)らは被害者の特定と犯人の追跡に挑む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
新しい刑事ドラマにはなっていない!
科捜研の知識と捜査1課の捜査権を持った新しい組織のドラマと言うことは、科捜研としての科学捜査(鑑識的なことや実験や資料検索など)と所謂足で犯人に辿り着こうとする捜査が融合して、初めて番宣にあったような新しい刑事ドラマになるんだろうと思うが、第2話を観る限り、全くそうなっていない。
タブレットを使えば新しい刑事ドラマになるのか?
スタッフが考える最新のリアルな科学捜査の視覚化のために、見た目はかなりがんばってるのは認めるが、ただオタクが実験しているだけにしか見えない。なぜなら、外で足を使って捜査している仲間との連携がタブレットでしか表現されていないから。一室に集まっての捜査会議が無いのが斬新との主張もあろうが、全員で捜査しているように見えないならば、タブレットへの拘りは捨てた方が良いと思う。
科学捜査の話に偶然を多用したらつまらない!
実験室内での出来事と足での捜査が別々になっている時点で、本作のコンセプトが破綻の方向に向かう可能性があるのに、第2話では偶然と人情話まで突っ込んできた。捜査に偶然はNGとは言わないが、わざわざ新しい組織を作ってまで描く科学捜査の話に偶然を介入させたら面白味が半減するのは当然。
人情話もほどほどにしたほうが良い!
また、人情話がNGとは言わない。この局、この放送枠を考えたら“大人から子供まで興味を持てる”部分は必要なんだろうし、人情話でほろっとさせたいのも解る。今回は被害者の身元を見つけ出していい感じに終わったように見えるが、それってホワイト・ラボが扱う程の事件なのかと言う疑問が湧いた。最後の10分間も作り手の自己満足にしか見えなかった。
あとがき
放送前の番宣やら公式サイトを見ても、新しい刑事ドラマを目指し模索しているのはわかります。しかし、現状はいろんな刑事ドラマの寄せ集めにタブレットと足しただけ。すべてが中途半端です。とにかくラボの全員が一つの事件を科学捜査し解決する流れを見せて欲しいです。
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第1話
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