弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ (第2話・4/19) 感想
日本テレビ系『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(公式)
第2話『実話原作ドラマ化!先生走る!秀才へっぽこ野球部にイジメと切ない初恋』の感想。
なお、原作小説(高橋秀実/著『「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー』)は未読。
青志(二宮和也)は早朝、自主練をする白尾(中島裕翔)と遭遇。柚子(有村架純)によると毎朝、ベランダからその姿が見えるという。白尾は‘甲子園’、さらに‘メジャーリーグ’を目指すと公言していて、部員は白尾に頼りきりだ。ポジションも白尾任せだと知った青志は、自分が決めると宣言する。一方、青志は楓(薬師丸ひろ子)から、因縁のある元プロ野球選手・谷内田(市川海老蔵)が米国から帰国したと聞かされる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
楽しめる人は楽しめるドラマって感じ!?
楽しめる人は楽しめるドラマって感じがしてきた。実話を知ってる人や野球に拘る人やドラマにもある程度のリアリティを求める人はイラッとしたり馬鹿馬鹿しく思える場面が多いだろうし、ドラマらしいドラマを期待している人は物足りないような、そんな不思議なドラマのような気がする…
出演者のファンと上記に当てはまらない人は意外と楽しめる気がする。良い意味で肩の凝らないお気楽ドラマ。毎回ドラマチックな展開は無いけど、何となくためになるかもしれない人生訓やどうでも良いような妙な友情論とか。そう言うのが気に入れば、意外と高得点を付けるのかもしれない。
全体的な掘り下げが足りないと思う…
そこで、私はどう思うかと言うと、「脚本・演出・俳優」が今一つ上手く噛み合っていないと言うか、3つの個々のパートの掘り下げが足りな過ぎると思っている。脚本は台詞だけで進めようとするし、演出は野球と言うスポーツを十分に描こうとは見えないし、俳優さんたちはまだ進学校の高校球児になっていないと思う。
ただ、第1話よりも上の3つが少しだけ違和感が無くなってきたように感じた。その理由は、「進学校」と言うキーワードだ。「進学校だから」と思えば、意外といろんな部分に目をつぶることが出来てしまう。それが良いかどうかは次回以降に答えが出て来ると思う。
あとがき
似たようなシチュエーションと台詞の繰り返しのこの脚本で、二宮和也さんはうまく“田茂青志”を演じてると思います。
まずは脚本を台詞誘導(信仰)型でなく、登場人物たちと背景(情景)を一緒に書いた方が良いと思います。俳優さんたちは発する台詞が空を飛んでるような、そんな感じがしてなりません。あくまで私だけの感覚だと思いますが…
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第1話
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