ビター・ブラッド (第1話・4/15) 感想
フジテレビ系『ビター・ブラッド』(公式)
第1話 初回15分拡大『相棒が親父!?最強のバディ誕生!!』の感想。
なお、原作小説(雫井脩介/著)は未読。
東京・銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班に配属された新米刑事・夏輝(佐藤健)は困った人を放っておけない真っすぐな性格。出勤初日、同僚の瞳(忽那汐里)と一緒に引ったくり犯を逮捕して遅刻した夏輝は、少年時代に別離した犬猿の仲の父・明村(渡部篤郎)と同じ班になったことを知り、互いに仰天。その上、班長の鍵山(高橋克実)に明村と組むよう命じられた夏輝は、変わり者の明村に反発しながらも、初めての事件捜査に挑む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
凸凹な親子のバディの話ってだけで…
ダンディでプレイボーイの父親と被害者の気持ちに寄り添う息子の凸凹親子バディが活躍する刑事モノで、息子の刑事が成長する話で、想定外にコメディを挿入しながらシリアスも織り交ぜて、ちょっと昭和の匂いのする刑事ドラマって感じらしい。うーん、確かにそうなのだが、面白かどうかとなると…
説明と無駄が多過ぎ。物語が観たい!
正直、40分過ぎに英国屋でスーツを作る辺りで飽きてしまった。小さな事件は放置したままだし、これと言った事件は発生しないし、登場人物たちの設定説明ばかり。その上主人公・夏輝(佐藤健)が刑事である必要すら無いようなエピソードの連続。
確かに同僚をあだ名で呼び合うような昔の刑事ドラマのノリも描きたいのだろうが、説明は説明、それも人物設定の説明なんて物語でも何でもない。本来なら人物像こそ物語の中で見せていくべきなのに…
肝心の事件の描き方も少々お粗末のまま…
45分過ぎの銀行強盗事件発生から、やっと物語が動き出した。自分に「ここからだ!」と言い聞かせたが、ものの15分程度で事件を制圧して終了。それも主人公一人が大活躍しただけ。どうやら初回を15分拡大した弊害が出ちゃった典型例かも。もっと無駄を削いで全体のバランス調整するであろう第2話に期待するか…
あとがき
登場人物たちの説明や無駄が多過ぎ。刑事ドラマの割に肝心の事件の部分は犯人の動機もほぼ描かれず。目指したい方向は解りますが、全体が空回りしている感じです。気軽に観るには面白そうなので、次回の1時間枠まで様子見します。
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ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)
(仮) 2014年4月クール フジテレビ系火9ドラマ「ビター・ブラッド」オリジナルサウンドトラック
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